スクウェア・エニックスのゲームプロデューサー・齊藤陽介講演会、「大切なのはプロジェクトを成功させて利益を出すこと」。次回はブシロードの木谷高明が登壇!

バンタンゲームアカデミーでは、業界の最前線で活躍するクリエイターの話を聞く機会として、在校生及び入学検討者向けに定期的に特別講演会を開催している。今年度の第1回となった6月2日(日)、今回は、数多くのゲームのプロデュースを手掛ける中、「ドラゴンクエスト」シリーズ初のオンラインゲーム化やアイドルグループのプロデュースなど、常に「これまでにない」コンテンツを生み出してきた株式会社スクウェア・エニックスの齊藤陽介が登場。齊藤が手掛けるアイドルグループ「GEMS COMPANY(ジェムズカンパニー)」のメンバー、城乃柚希も進行役として登場し、講演会を行なった。

齊藤は自身の経歴を紹介しながら、プロデューサーやディレクターなどゲーム業界の様々な役割を説明。ゲームプロデューサーとして大切なことは「売れるゲームを作ることと、プロデューサーとして、プロジェクトを成功させて利益を出すことを目標としていると話した。また、『ニーア オートマタ』の発売前のプロモーションとして体験版をリリースしたことや、「GEMS COMPANY」という、ゲームではない分野にて新たなプロジェクトを手掛けたことによって、それまでとは異なるメディアからの取材やタイアップの話などがあったことなど、具体的な成功談や、仕事を通して嬉しかった出来事を伝えた。

次回のバンタンゲームアカデミー特別講演会は、『ラブライブ!』や『バンドリ!』を手掛けた株式会社ブシロードの木谷高明さんをゲストに迎え、7月16日(火)に開催する予定とのこと。

齊藤陽介 メッセージ

みなさん夢や希望を持っていると思いますが、ゲームの仕事に就けた時、挫けてしまう場面が出てくると思います。そんな時は、ゲームの仕事をやりたいのにやれない人がいるということを思い、がんばってください。ゲームの仕事は狭き門です。ぜひそのことを念頭に置いて、ゲームの勉強を続けてください。いつかみなさんと一緒にゲームを作れる時を楽しみにしています。

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