Dバックスがまたも3安打完封リレー 平野も無失点

【ダイヤモンドバックス5-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ダイヤモンドバックスは、フィリーズを相手に3安打完封リレーを展開した前日に続き、投手陣が見事なパフォーマンスを披露。先発のザック・グレインキーが6回までノーヒッターを継続するなど8回途中まで無失点の快投を見せると、2番手の平野佳寿、3番手のアーチー・ブラッドリーもナショナルズ打線に得点を許さず、2試合連続となる3安打完封リレーを完成させた。グレインキーは8回裏一死まで75球と完封ペースで投げていたが、1時間3分にわたる雨天中断を挟んだため、平野にバトンタッチ。それでも75球で7回1/3を投げ抜き、被安打2、奪三振3、無四球、無失点という安定感抜群のピッチングで今季8勝目(2敗)をマークした。

ナショナルズ先発のエリック・フェッディに対し、ダイヤモンドバックスは初回にいきなり無死満塁の大チャンスを迎え、アダム・ジョーンズのサードゴロとエドゥアルド・エスコバーのタイムリーで2点を先制。2回表にはアレックス・アビラが3試合連発となる5号ソロを放ち、4回表にはジャロッド・ダイソンにも5号2ランが飛び出してリードを5点に広げた。雨天中断のあと、グレインキーに代わって2番手として登板した平野は、ヘラルド・パーラを空振り三振、ブライアン・ドージャーをセンターフライに抑えて無失点(防御率4.94)。2本塁打を浴び、6回6安打5失点に終わったフェッディは今季初黒星(1勝)を喫した。

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