渡部氏、会長就任へ 児湯食鳥

 児湯食鳥は17日までに、社長の渡部博行氏(69)を代表権のある会長、専務の橋口昌司氏(54)を同じく代表権を持つ社長に昇格させる役員人事を明らかにした。21日の定期株主総会、取締役会で正式決定する。
 渡部氏は、最高経営責任者(CEO)として、児湯食鳥の経営全般、及び児湯食鳥グループ全社を統括。橋口氏は最高執行責任者(COO)として児湯食鳥単体の経営兼生産・製造部門の統括となる。渡部社長は「財務内容は盤石なので、今のうちに後継者を育成したい」と話している。
 渡部氏は川南町出身。法政大卒業後、フェニックス国際観光を経て1983(昭和58)年、児湯食鳥に入社。2000年6月、同社社長に就任した。
 橋口氏は日向市出身。琉球大卒業後、1987(同62)年、児湯食鳥に入社。2018年4月から同社専務を務めている。

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