飾りも「お願い」も準備着々 湘南ひらつか七夕まつり

願いを込めた短冊を竹飾りにつける子どもたち=平塚市紅谷町の紅谷町まちかど広場

 日本三大七夕祭りに数えられる「湘南ひらつか七夕まつり」(7月5~7日)を控えて主要会場となる紅谷町まちかど広場(神奈川県平塚市紅谷町)で16日、地元の子どもたちが手作りした七夕飾り20本が掲げられた。

 市内の小学校や保育園など15団体の子どもたちが飾りを手作りし、高さ約10メートルの竹の先に飾り付けた。牛乳パックや紙皿などを使って動物やキャラクターなどを表現したかわいらしい七夕飾りが吹き流しとともに風に揺れている。

 「テストで100点とれますように」「ピアノのコンクールで本選に進めますように」と短冊には子どもらしい願いが込められる。中には「将来、ユーチューバーになりたい」という願い事も。

 この日は地元の市立松原小学校の児童と保護者ら約30人も飾り付け作業に参加した。同校4年生の女子児童(9)は「家族がずっと健康でいてほしいと書いた。七夕まつりが楽しみ」と笑顔だった。

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