世界各地の「黄」一堂に 平戸、イエローさんが企画展

黄色だけの世界をさまざまな品で表現した企画展とイエローさん=平戸オランダ商館

 プロの男性デザイナー、アーティストとして活躍するYellow Yellow(イエロー イエロー)さんが、国内やヨーロッパなどを巡って集めた品で黄色だけの世界を表現した企画展が、長崎県平戸市大久保町の平戸オランダ商館で開かれている。7月20日まで。

 イエローさんは過去、デザイナーとして高級ホテルやファッションイベントのパンフレットのデザインなどに携わった。平戸の企画展は、地元の伝統菓子「カスドース」の黄色い外箱デザインのリニューアルを手掛けたことなどが縁。同様の企画展はこれまで、東京や米国などで開いてきたが、長崎県内では初めてという。

 イエローさんは、黄色には人生の流れや、自らの周囲への印象を変える力があると感じ、黄色の小物や服を集めるようになり、デザインも黄色を中心に手掛けるようになった。現在は地名に「黄」が付く奈良県橿原市地黄町に活動拠点を構える。

 会場にはイエローさんが集めた縫いぐるみやごみ箱、ブランドバッグ、衣類など「感覚で並べた」という「数千点」の黄色い品々が独特の空間を創りだしている。イエローさんは「菓子箱も絵の具の一つになる。本来共存しない物が横並びする世界観を提示した」と話している。

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