管理栄養士おすすめ絶品お茶漬けレシピ3選!体調不良でもするする食べられる

イートリートに所属する管理栄養士の大内美幸です。今回は、体調不良のときや食欲のないときにおすすめの「豆腐のお茶漬け」、疲労回復を期待できる「梅干しのお茶漬け」、脳機能を高める「まぐろのお茶漬け」のレシピをご紹介します。
サッと作れるので、忙しいワーママにぜひ覚えていただきたいレシピです。また、それぞれの食材の気になる栄養素や魅力もあわせて解説します♪

食欲のないときにも!豆腐のお茶漬け

豆腐の素朴な味がシンプルでおいしい一品です。

【材料】1人分
温かいごはん 150g
豆腐 1/3丁(100g)
A お湯 150ml
A 顆粒和風だし 小さじ1
A 塩 ひとつまみ
白いりごま 適量
糸唐辛子 適量

【作り方】

1. 豆腐は食べやすい大きさに切る。
2. 鍋にAと(1)を入れてひと煮立ちさせる。
3. 器にごはんを盛り、(2)をかけ、ごまと糸唐辛子をトッピングして完成。

豆腐の栄養と魅力

豆腐の原料である大豆は「畑のお肉」といわれるように栄養価の高い食品で、ミネラルやビタミンも含むため、健康食品として注目を浴びています。大豆そのものは消化が良くない食材ですが、豆腐に加工されると消化吸収が高くなるので、体調不良のときや胃腸の調子が悪いときにおすすめです♪

疲れをとる!梅干しのお茶漬け

梅干しの酸味でさっぱりとお召し上がりいただけます。

【材料】1人分
温かいごはん 150g
梅干し 1個
Aお湯 150ml
A顆粒和風だし 小さじ1
A塩 ひとつまみ
刻みのり 適量

【作り方】

1. 梅干しは種を取り除く。
2. 鍋にAを入れてひと煮立ちさせる。
3. 器にごはんを盛り、(2)をかけ、(1)と刻みのりをトッピングして完成。

梅干しの栄養と魅力

梅干しの酸味成分であるクエン酸は、糖質の代謝を活性化させる働きがあります。これにより、わたしたちの体内の栄養素がエネルギーに変換されやすくなり、疲労回復につながります。また、クエン酸は唾液の分泌を促したり食欲を増進させたりするので、暑い日などで食欲が落ちたときにおすすめです。

脳機能を高める!まぐろのお茶漬け

下味をつけたまぐろとおだしがよく合う一品です。

【材料】1人分
温かいごはん 150g
まぐろの刺身 5枚(100g)
A しょうゆ 大さじ1
A 料理酒 大さじ1
A みりん 大さじ1
B お湯 150ml
B 粒和風だし 小さじ1
B 塩 ひとつまみ
わさび 適量
白いりごま 適量

【作り方】

1. 耐熱容器にAを入れ、ふんわりとラップし、500Wの電子レンジで15秒加熱する。

2. バットにまぐろを並べ、粗熱をとった(1)を流し入れて5分ほど漬ける。

3. 鍋にBをいれてひと煮立ちさせる。

4. 器にごはんを盛り、(2)をのせ、(3)をかけ、わさびと白いりごまをトッピングして完成。

まぐろの栄養と魅力

まぐろに含まれるDHAは、脳の神経機能を高める働きがあります。そのため、脳の老化予防や学習力・判断力の向上に役立ちます。ご高齢の方はもちろん、お子さまの脳の機能を高めたい方にぜひ食べていただきたいです。また、集中したいときにも持ってこいのお茶漬けなので、勉強のお供の夜食にもおすすめですよ♪

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