日産 新型セダンのラインアップをグローバルに充実

日産 新型セダンのラインアップをグローバルに充実 日産ヴァーサ(米国市場)

日産 新型セダンのラインアップを充実

日産自動車は新型セダンのラインアップをグローバルに充実させることを発表した。デザインと最新の先進安全技術や燃費性能の優れたパワートレインを搭載した魅力あふれるセダンを今後も投入する。

最新安全技術と燃費性能について

日産 新型セダンのラインアップをグローバルに充実 日産アルティマ(米国市場)
日産 スカイライン/2017年12月マイナーチェンジモデル

日本では高速道路で同一車線内におけるハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現した世界初のシステム「プロパイロット2.0」を搭載する新型「スカイライン」を今秋発売する。

また昨年米国ではワイドでスポーティなプロポーションで、日産のセダンとして初めて「プロパイロット」を搭載した新型「アルティマ」を発売した。新型アルティマは世界初の量産型2.0リッター直列4気筒可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」も搭載。「VCターボ」はV6ガソリンエンジンと並ぶ動力性能を発揮しながら、4気筒エンジンと同等の低燃費を実現した。こちらの日本導入については今回明らかにはされていない。

意外!8割の人が「次はセダンが欲しい」と回答

日産は自動車を所有している、あるいは購入を検討している人を対象としてグローバルに調査を実施した。

調査対象者のうち、セダンを所有していない人の75%が「現在あるいは将来的にセダンを購入検討の対象とする」と回答。特にセダンを所有していないミレニアル世代については、80%がセダンを購入検討の対象とすると回答。 またセダンオーナーは日々の通勤だけでなく様々なクルマの用途に関心があり、セダンオーナーである回答者の71%が旅行や冒険に、62%が自然やアウトドアに興味を持っていることがわかった。

調査方法について

日産は独立系市場調査会社エデルマン インテリジェンスに委託し、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、マレーシア、メキシコ、タイ、アラブ首長国連邦および米国(各国につき1000人)の自動車を運転する人8000人を対象に行った。

セダン車に関する考え方を明らかにするため、回答者は18~65歳の自動車を所有している人または自動車を共有・リース、カーシェアなどで使用している方を対象とし、50%はセダン車所有者、少なくとも10%以上のセダン車購入検討者、非検討者をそれぞれ含んでいる。

調査はオンラインで行われ回答に所要する時間は10分程度。調査はアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、日本、メキシコおよび米国は2018年9月17日~同年10月15日、マレーシア、タイ、アラブ首長国連邦は2019年4月30日~同年5月9日の間に実施された。

今後の新型セダンについて

日産のグローバル商品戦略と商品企画を担当する常務執行役員イヴァン エスピノーサ氏は「日産はこれまで以上に先進技術を搭載したクルマをお客さまにお届けしていきます。今後日産のセダンに乗るお客さまは、より進化した自動運転技術、電動パワートレイン、コネクティビティなどをお楽しみいただけることでしょう」と語った。

またエスピノーサ氏は、「日産の最新のセダンはお客さまのニーズ、特に人生で初めてクルマを購入するような若いお客さまのニーズにもお応えします。セダン市場から撤退するメーカーもある中、私たちはセダンを求めるお客さまのニーズに今後も着実にお応えしていきます」と述べた。

© 株式会社MOTA