“冷徹な教官”木村拓哉の教え子に工藤阿須加、川口春奈ら豪華キャスト決定!

木村拓哉主演のフジテレビ開局60周年特別企画「教場」(放送日未定)に、木村演じる警察学校教官の教え子として、工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかな、井之脇海、富田望生、味方良介、村井良大が出演する。

同作は、長岡弘樹氏の警察小説「教場」シリーズを原作に、「警察学校は適性のない人間をふるい落とす場である」と考え、生徒がトラブルに見舞われた途端、退校届を突きつける冷酷無比な教官・風間公親(木村)が警察学校の生徒たちと真正面からぶつかっていくエンターテインメント・ミステリー。

生徒役の中で物語の語り部となる宮坂定役を演じるのは、工藤阿須加。宮坂は事故で死にかけたところを警官に助けられたことで警察官に憧れ、2年の小学校教職生活を経て、夢をかなえるべく入校。落ちこぼれの同級生に手を差し伸べるなど優等生ぶりを発揮するが、他の生徒から教官の飼い犬とやゆされてしまう。工藤は「木村さんと初めてご一緒させていただいて、現場での集中力、緊張感、教場の空気感を作ってくださっていてすごく引っ張っていってもらっているなと感じます。最後まで全力でついていきたいです」と意気込む。

一方、風間教場一の美貌を誇り、教官の風間にも取り入ろうとするなど、かなりの自信過剰な女生徒・菱沼羽津希役を川口春奈が務める。川口は「自信にあふれていて強気で、だけど教場の中で少しずつ成長し変わっていく羽津希を演じたいと思います」と気合十分で、警官の息子でありながら、さまざまな職を転々とし、警察学校が最後のチャンスだと思っているクラスいちの落ちこぼれ、平田和道役を林遣都が演じる。林は「木村さんは初めてお会いした顔合わせの時から常に僕たちの前では風間教官としていてくださっています。今回の作品に対する思い、向き合い方、現場でのたたずまいを間近で見させていただき、深く感銘を受けました」と感動の面持ちで語った。

そして、気が弱くて頼りない、体力にも自信がない。そんな自分を変えるために警察官を目指す岸川沙織役を葵わかなが演じる。木村との初共演に葵は「風間教官は厳しさの中に深い愛があって、そんなところが木村さんご自身と重なるなぁと感じました。怖そうな見た目や雰囲気に反して実はきっと一番優しい、そんな風間教官の元で生徒を演じられることをうれしく思います」と話している。

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