長崎県梅雨入りいつ? 田植え時期、農家やきもき 観測史上、22日が最も遅く

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 九州南部や東北北部などが梅雨入りしたが、長崎県を含む九州北部の梅雨入りが遅れている。太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨前線が平年より南にあるのが要因。長崎地方気象台は「雨や曇りの天気が続けば梅雨入り宣言となるが、現状では晴れと雨が周期的にきており、梅雨入り宣言するまでに至っていない」と説明する。
 気象台によると、1951年の観測開始以降、最も遅い梅雨入りは1967年の6月22日。「それより遅くなる可能性もある」という。15日には平戸で48ミリを観測するなど県内全域で雨が降ったが、16日以降は晴れの日が多い。気象台は「梅雨に入る前でも、短時間で集中した強い雨が降ることもあり注意が必要」と呼び掛ける。
 西彼長与町本川内郷の農業、高比良福男さん(61)は「水源地の水が少なく、まだ田植えができていないところもある。野菜にも雨は必要。正直、早く梅雨入りしてほしい」と不安げに田植えを進めた。