コントレラス2本塁打5打点 カブスがシカゴ対決制す

【ホワイトソックス3-7カブス】@リグリー・フィールド

シカゴに本拠地を置くチーム同士の対戦となった一戦は、5番のウィルソン・コントレラスが2打席連続本塁打を放ったカブスがホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトを攻略。4回までに6点を奪い、7対3で勝利を収めた。コントレラスは1回裏に逆転の14号グランドスラム、3回裏に15号ソロを放ち、2本塁打5打点の活躍。女房役のバットに助けられたカブス先発のジョン・レスターは、6回途中3失点で今季6勝目(5敗)をマークした。一方、今季すでに10勝を挙げているジオリトは、コントレラスの2発を含む3被弾で5回途中6失点。今季2敗目(10勝)を喫し、自身の連勝は9でストップした。

1回表にレウリー・ガルシアの5号先頭打者アーチでホワイトソックスに先制を許したカブスは、その裏にカイル・シュワーバーの二塁打をきっかけにして一死満塁のチャンスを迎え、コントレラスがレフトスタンドへの14号逆転グランドスラム。コントレラスは3回裏にも2打席連発となる15号ソロを放ち、カブスがリードを4点に広げた。4回表にジェームス・マッキャンの7号ソロとヨアン・モンカダのタイムリー二塁打で2点差とされたものの、4回裏にはデービッド・ボーティが9号ソロ。3点リードで迎えた8回裏にはシュワーバーがタイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの1点を追加した。ナ・リーグ中部地区で2位につけていたカブスは、首位ブリュワーズが敗れたため、地区首位に浮上。しかし、2位ブリュワーズと0.5ゲーム差、3位カージナルスとは2ゲーム差であり、まだまだ混戦は続きそうだ。

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