トロロッソ・ホンダF1、日本企業RDSとのパートナーシップ契約を発表

 スクーデリア・トロロッソは、日本の株式会社RDSとパートナーシップ契約を結んだことを、20日、発表した。同社はデザイン、クレイモデル、CFRP成形、3Dプリンター、コンサルティング事業などに携わる企業。

 今回の契約により、2019年第8戦フランスGP金曜から、オフィシャルパートナーとしてRDSのロゴがトロロッソSTR14・ホンダのマシンに表示される。

 トロロッソチーム代表フランツ・トストは「チームがまた新たに日本ブランドと提携するというのは素晴らしいニュースだ。トロロッソの人気がアジアで高まりつつあることが改めて証明された」とコメント。チームはRDSのロゴが入ったマシンの写真を公開している。

 株式会社RDSの代表取締役である杉原行里氏は、「今回、レッドブル・トロロッソ・ホンダF1チームとスポンサー契約を結び、F1という最高峰の舞台で新たなチャレンジがスタートすることに非常にワクワクしています」と語った。

「幼い頃から強く憧れていたF1に関われることは、僕にとって、そしてRDSのスタッフ皆にとって、大きな喜びです。RDSはまだまだ多くの方々に知られていない小さな企業です。けれど多くの人々の役に立つという大きな夢があります」

「今回の契約は僕らにとって新たな一歩の始まりです。F1の最新技術が一般社会に役立っているように、自分たちが持っている技術と多くの人々の想いで協業し、新たなプロダクトを生み出していきたい。そして少しでも一歩先の未来を照らす選択肢になれるよう、頑張っていきたいと思います」

2019年F1第8戦フランスGP木曜 トロロッソ・ホンダのガレージに置かれたフロントウイング

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