デニムの街、岡山県児島市で作られたデニム着物
ジーンズ生地の「デニム」の産地として有名な、私の故郷岡山県。ジーンズストリートの聖地と呼ばれる岡山県児島市というところで、デニムが作られています
名前の通り、街ではいたるところでデニムを見かけます。商店街のアーチにデニムがかけられていたり、デニム屋さんが軒を連ねていたり、コインロッカーにもデニムの写真がプリントされていたり、ジーンズカラーに染められた道があったり、ジーンズファンにはたまらない場所です。
今回は、そのデニムを日本の伝統的な着物へと取り入れた、「たゆたふ」のデニム着物をご紹介します。
デニムの着物へのこだわり
「たゆたふ」は、着物や浴衣、和雑貨などを取り扱うオンラインショップです。そのオーナーが日本の伝統品の「質の高さ」を、より多くの人に感じてほしいと考案したのがデニム着物。
こちらの着物で使用されているクロキのデニム生地は、海外のハイブランドでも採用されている高級デニムで、染色から整理加工までを一貫生産している、数少ないメーカーの1つです。その柔らかで上品なツヤ感のあるデニム生地を、岡山、児島の工場にて裁断・縫製・仕上げを行っています。
「着物らしさ」に近付けるため、軽くて柔らかい質感にこだわり、見た目も着心地も従来のデニム着物とは一線を画します。
デニム着物のコーディネート
上の写真のように色はブルーとインディゴの2色あります。デニムでも素材が違うだけで印象がぐっと変わりますよね。
差し色のステッチ(縫い紐)がアクセントで、チャコールには赤系、ブルーとインディゴには黄系のステッチが施されています
コーディネートの幅も広く、襦袢や半衿と合わせればしっかりした印象に、帽子やマフラーと合わせればカジュアルな印象になります。
海外でも注目される！伝統美と機能美の融合
日本が誇る文化の着物と、カジュアルファッションの代表格デニムが出会ったデニム着物は、伝統美と機能美が融合したような存在。着物をカジュアルに楽しみたいという方から、大変人気を集めています。
着物アンバサダーのお仕事でこちらのデニム着物を着てイタリアのミラノを訪れた際には、私たちが通るたびに、イタリア人の方々に「その着物デニムなの？素敵！」と声をかけられました。
実際に着用すると、普通の着物よりストレッチ性があり、季節を問わず爽やかに着れます。長時間歩いても疲れにくいと感じました。サイズ展開もS,M,L,LLと豊富です。
メンズ用もあるので、友達や恋人とお揃いで街に出かけたりするのもぴったり。
着物は敷居が高くてなかなか挑戦できないと思われている方は、デニム着物から試してみてはいかがでしょうか。
デニム着物レディース（たゆたふ）
価格：5,238円（税込）
