ナショナルズがフィリーズに3連勝 3ゲーム差に接近

【フィリーズ4-7ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナ・リーグ東部地区2位のフィリーズと同3位のナショナルズによる直接対決4連戦は、最初の2試合が雨天中止となり、3日目にダブルヘッダー、4日目は予定通り1試合という形で行われたが、ナショナルズが最終戦も制して3戦全勝。ナショナルズは前のカードから4連勝、フィリーズは同4連敗となり、両軍のゲーム差は一気に3まで縮まった。3対3の同点で迎えた6回裏、ナショナルズはアンソニー・レンドンの17号ソロとビクトル・ロブレスの11号3ランで4点を勝ち越し。その後、リリーフ陣がフィリーズの反撃を1点に抑え、7対4で逃げ切った。

フィリーズがニック・ピベッタ、ナショナルズがエリック・フェッディの先発で始まった一戦は、初回にフアン・ソトがタイムリー二塁打、2回裏にカート・スズキが8号2ランを放ち、ナショナルズが3点を先制。しかし、フィリーズは4回表にブライス・ハーパーとジェイ・ブルースのタイムリーで1点差に迫り、5回表にはジーン・セグーラの7号同点ソロが飛び出した。ところが、ナショナルズは6回裏に2本塁打で4点を勝ち越すことに成功。フィリーズは7回表にブルースが20号ソロを放ったが、反撃はここまでだった。

先発のフェッディが4回途中2失点で降板したナショナルズは、3番手のハビー・ゲラが1回無失点で今季初勝利(0敗)、6番手のショーン・ドゥーリトルが同じく1回無失点で今季16セーブ目をマーク。フィリーズはピベッタが6回途中6失点と打ち込まれ、今季2敗目(4勝)を喫した。

© MLB Advanced Media, LP.