マッキニーがサヨナラ弾 代打の大谷は満塁で凡退

【エンゼルス5-7xブルージェイズ(延長10回)】@ロジャース・センター

5対5の同点で延長戦に突入したエンゼルス対ブルージェイズの一戦は、日本時間6月19日にAAA級バッファローから再昇格したばかりのビリー・マッキニーが延長10回裏に右中間への4号2ランを放ち、ブルージェイズが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。延長10回表の1イニングを無失点に抑えたブルージェイズ7番手のニック・キングハムが今季2勝目(1敗)をマーク。エンゼルスはマッキニーにサヨナラ弾を浴びた6番手のタイ・バットリーが今季4敗目(4勝)を喫した。なお、エンゼルスの大谷翔平はベンチスタート。6回表一死満塁の場面で代打として登場したが、セカンドゴロに倒れ、1打数ノーヒットだった(打率.275)。

エンゼルスは新人のホゼ・スアレス、ブルージェイズはベテランのクレイトン・リチャードという左腕対決となった一戦は、初回にブルージェイズがキャバン・ビジオの犠牲フライとテオスカー・ヘルナンデスの7号2ランで3点を先制。2回表にエンゼルスはルイス・レンヒフォの2号2ランで1点差としたが、直後の2回裏にブルージェイズはエリック・ソガードに7号ソロが飛び出した。5回表にエンゼルスがウィルフレッド・トバーのショートゴロの間に再び1点差に迫ると、その裏、ブルージェイズはルルデス・グリエルJr.が9号ソロ。しかし、エンゼルスは粘りを見せ、6回表にレンヒフォのタイムリー、7回表にアルバート・プーホルスの犠牲フライで1点ずつを奪い、5対5の同点に追い付いた。その後、両軍ともチャンスを生かせず、試合は延長戦に突入。最後はマッキニーが劇的な一発を放ち、試合に終止符を打った。

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