初登板の新人アルゾレイが好投で初勝利 カブス勝利

【メッツ4-7カブス】@リグリー・フィールド

カブスは、3点ビハインド3回裏に打者10人を送り込む猛攻で一挙6点を奪い、逆転に成功。先発のタイラー・チャットウッドは4回6安打3失点(自責点2)でマウンドを降りたが、2番手のアドベルト・アルゾレイが4回0/3を投げて1安打1失点の快投を見せ、チームを勝利に導いた。この日メジャー昇格を果たしたばかりのアルゾレイは、メジャー初登板で記念すべきメジャー初勝利。3点リードの最終回を締めくくった3番手のスティーブ・シーシェックは今季7セーブ目をマークした。メッツはピート・アロンゾの25号2ランなどで主導権を握ったものの、先発のウォーカー・ロケットが崩れて逆転負け。今季初登板初先発のロケットは、3回途中5安打6失点で負け投手となった。

3回裏のカブスは、カルロス・ゴンザレスのヒットとチャットウッドの送りバントで一死二塁のチャンスを迎え、ダニエル・デズカルソがタイムリー。カイル・シュワーバーの四球で一死一・二塁となり、クリス・ブライアントのタイムリーとアンソニー・リゾーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。さらに捕逸で一死三塁とチャンスが広がり、ハビアー・バイエズのタイムリー三塁打で5点目。二死後、暴投でバイエズが生還し、6得点のビッグイニングが完成した。なお、25号2ランを放ったメッツのアロンゾは、早くも前半戦のナ・リーグ新人タイ記録を樹立(2017年にドジャースのコディ・ベリンジャーが前半戦25本塁打)。チームの開幕75試合で新人選手が25本塁打を放つのは、ナ・リーグ史上初の快挙となった。

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