サンマリノで日本紹介 稲留さん(都城東高)参加

だし巻き卵の練習を積む稲留さん(右)と、指導に当たる橋口助教諭

 南欧のサンマリノ共和国で28日から3日間開かれる「第4回ニッポンまつり」に、三股町・都城東高(ブライアン・ウィー校長、484人)の調理科3年稲留充啓(あつひろ)さん(17)が、日本の料理人の一人として同国から招かれた。首都サンマリノ市の催しで大人の和食職人らと共に料理に携わるほか、開幕前の26日夜には大臣らが出席するパーティーで、来場者に振る舞うだし巻き卵を担当する。出発の24日を前に「日本の高校生代表の自覚を持ち、全力で料理を作る。和食を世界に広める機会にしたい」と意気込んでいる。

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