【レポート】『ランティス祭り』DAY2(8):GRANRODEOが圧倒的な輝きを放ったクライマックス

6月22日@幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール(GRANRODEO)

6月21日(金)~23日(日)の3日間にわたって幕張メッセ国際展示場 9~11ホールで開催されている、設立20周年を迎えた音楽レーベル“ランティス”によるイベント『20th Anniversary Live ランティス祭り2019 A・R・I・G・A・T・O ANISONG』。その2日目をレポート。

■ GRANRODEO ■

6月22日@幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール(GRANRODEO)

『ランティス祭り2019』2日目のトリを飾ったのは、ロックユニットGRANRODEO。爆発的な歓声に迎えられた彼らのライヴは、「modern strange cowboy」(TVアニメ『NEEDLESS』OP主題歌)からスタート。

ランティスレーベル設立20周年をお祝いする言葉や同レーベルとの出会いについて語った和やかなMCタイムを経て、強力なナンバーをさらに連発。最新シングル「セツナの愛」(TVアニメ『文豪ストレイドッグス』第3シーズンOP主題歌)。イントロが奏でられた瞬間、観客が一斉に飛び跳ねて大喜びしていた「Can Do」(TVアニメ『黒子のバスケ』OP主題歌)。まるで火の玉と化すかのように全身に熱いエネルギーを漲らせて歌声を響かせていたKISHOW。確かな演奏スキルを発揮しながらドラマチックなフレーズを無限に放ち続けたe-ZUKA。アニソン愛好家はもちろん、ロックリスナーも魅了してやまないGRANRODEOの圧倒的な輝きを実感することができた。

そして、“弱いもうひとりを飼いならせば、最高の相棒になるんだと思います”という言葉をKISHOWが添えて、ラストに披露されたのは「The Other Self」(TVアニメ『黒子のバスケ』第2期OP主題歌)。完全燃焼とも言うべき圧倒的な盛り上がり! この曲が始まってから会場内の気温は確実に数℃上がっていたと思う。演奏を終えて彼らがステージを去ったあとも、ものすごい熱気が会場内に漂い続けていた。

アンコールでは本日の出演者がステージに集合。“楽しくて忘れられない1日になりました!”“これからも少しでも貢献できるように頑張っていきます!”“いい汗かきましたか?”“これからも一緒に歌い続けてくれますか?”“ランティス最高!”“声、出てましたね!”“これからもランティスと一緒に遊びましょう!”…それぞれの言葉で感想を語っていた各アーティストの表情は、ランティスが20周年を迎えて、こうしてたくさんの観客に深く愛されていることに対する大きな喜びであふれていた。そして、『ランティス祭り2019』テーマソング「Starting STYLE!!」が、同曲のアレンジを手掛けた佐藤純一(fhána)のピアノが加わったバンドの伴奏で届けられる。ステージ上の全員が交し合った歌声、浮かべた笑顔がまぶしい。とてもさわやかな感動が会場いっぱいに広がっていったーー。

text by 田中 大

セットリスト

■GRANRODEO
1. modern strange cowboy
2. セツナの愛
3. Can Do
4. The Other self
<ENCORE>
■Line Up
1. Starting STYLE!!2019

★レポートは『ランティス祭り2019』公式サイトでも公開中!
https://lantis.jp/20th/report.html

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