ロッシが圧勝劇。琢磨は厳しいレースに/【順位結果】インディカー第10戦ロードアメリカ決勝レース

 23日、インディカー・シリーズ第10戦ロードアメリカの決勝レースが行われ、2番手スタートのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)がレースを制圧し、今シーズン2勝目を挙げた。

 6番手から挑んだ佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、序盤に接触などで後退。最後まで追い上げをみせるも10位でレースを終えた。

 19歳83日と最年少でポールポジションを獲得したコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)だったがオープニングラップでロッシにトップの座を奪われる。

 ロッシは、すぐにリードを築きレースをコントロール。そのまま独走状態となる圧勝劇を見せ、ロングビーチ戦以来となる今シーズン2勝目を挙げた。

 2位はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。チームメイトでポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデンが迫ったがポジションを守った。

 ニューガーデンは3位に入りポイントリーダーの座を守ったが、勝利したロッシが7ポイント差に詰め、チャンピオン争いは一騎打ちの模様に。

 佐藤琢磨は、オープニングラップでニューガーデンを交わし5番手を走行するも、3周目にジェームズ・ヒンチクリフ(アロウ・シュミット・ピーターソン)に押し出されるかたちでコースオフ。

 ポジションを落とした琢磨は、イエローコーションが一度も入らない厳しいレース展開から挽回を狙っていったが10位フィニッシュとなった。ポイントランキングは、レース前からひとつ落とし、トップと110ポイント差の6位となっている。

■2019NTTインディカー・シリーズ第10戦ロードアメリカ決勝レース結果

Pos. No. Driver Team Eng Laps SP

1 27 A.ロッシ アンドレッティ・オートスポート H 55 2

2 12 W.パワー チーム・ペンスキー C 55 3

3 2 J.ニューガーデン チーム・ペンスキー C 55 4

4 15 G.レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 55 5

5 9 S.ディクソン チップ・ガナッシ H 55 12

6 10 F.ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 55 18

7 5 J.ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 55 9

8 88 C.ハータ ハーディング・スタインブレナー H 55 1

9 22 S.パジェノー チーム・ペンスキー C 55 16

10 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 55 6

11 28 R.ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポート H 55 15

12 18 S.ブルデー デイル・コイン・レーシング H 55 7

13 7 M.エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 55 17

14 21 S.ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 55 8

15 60 J.ハーベイ マイヤー・シャンク・レーシング H 55 19

16 59 M.チルトン カーリン C 55 22

17 31 P.オワード カーリン C 54 13

18 26 Z.ビーチ アンドレッティ・オートスポート H 54 14

19 19 S.フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 54 21

20 4 M.レイスト A.J.フォイト・レーシング C 54 20

21 14 T.カナーン A.J.フォイト・レーシング C 54 23

22 20 E.ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 54 11

23 98 M.アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポート H 18 10

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