「斬新な絵柄」、今年の納涼うちわ完成 鎌倉の夏の名物

鮮やかな黄色のヘチマの花が目を引く納涼うちわ

 鎌倉の夏の名物「納涼うちわ」が、今年も完成した。44作目の今回は、鎌倉市内在住の日本画家片桐聖子さん(51)が、鮮やかな黄色が目を引くヘチマの花を描いた。

 販売する市観光協会によると、絵柄は片桐さんの母親のアイデアが基になっている。協会は「コレクターも多く、全国から問い合わせが来ている」と喜び、「今までにない斬新な絵柄。多くの人に手に取ってほしい」と話している。

 1本350円(税込み)。約8500本を協会事務所(同市御成町)で午前9時から午後5時まで販売している。問い合わせは協会電話0467(23)3050。

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