東京から30分!横浜で「食・体験・買物」を満喫する観光1日モデルコース

多彩な観光名所が目白押しの横浜。都内から電車で約30分という距離にあるため、東京を訪れる際には少し足を伸ばして日帰り観光に出かけてみませんか?今回は人気スポットを1日で巡るモデルコースをご紹介!

元町・中華街駅から観光スタート

旅のはじまりは、横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」から。横浜駅から同線に乗車し、約10分で到着します。改札を抜けて3番出口から地上に出ると「横浜中華街」の入口の門が見えてきますが、ここではランチを楽しむ予定なのでまだ立ち寄らず、まずは駅から歩いて約3分の距離にある「山下公園」をめざしましょう。

山下公園を散策(約30分)

まずはじめに向かう「山下公園」は、見どころの多い魅力的なスポット。港を行き交う船や、世界最大級の斜張橋「横浜ベイブリッジ」など美しい海の眺望を楽しむほか、園内に配された歌碑や像などを見学するのが定番コースです。例えば、在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」や、姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市寄贈の「水の守護神」など、港街・横浜が海外と豊かな交流をしてきた歴史を感じさせる記念碑が多いことでも有名です。次の目的地である「日本郵船氷川丸」もすぐ近くにあるので、公園を散策しながら向かいましょう。

日本郵船氷川丸を見学(約60分)

「山下公園」から徒歩すぐ

「日本郵船氷川丸」は、1930年に太平洋横断シアトル航路へ就航した高速貨客船です。喜劇王・チャップリンが乗船したことでも知られています。第二次世界大戦中は海軍の病院船として活躍。2016年には国の重要文化財にも指定されました(現在の船体は2006年に改装されたもの)。
外航貨客船として活躍した頃の資料をもとに改修されたアールデコ様式の一等食堂や一等喫煙室、一等特別室などを見学できるほか、その波乱の歴史を紹介する展示コーナーも。プロムナードデッキからは港の景観を楽しめます。

入館料(単館券):一般300円、シニア(65歳以上)200円、高校生・中学生・小学生100円

横浜中華街でおいしいグルメを堪能(約120分)

「日本郵船氷川丸」から徒歩約10分

続いては、世界最大級の規模を誇る中華街でランチを楽しみましょう。このエリアには600軒以上のさまざまなお店がひしめいており、飲食店も充実しています。例えば中国四大料理である「北京・四川・上海・広東」それぞれの料理店をはじめ、タイなど多様なアジア諸国の料理店のほか、小籠包やゴマ団子、タピオカドリンクなどのテイクアウトグルメもたくさん。ついつい食べ過ぎてしまいそうなほどおいしそうなお店が多数集まっているスポットです。

カップヌードルミュージアム横浜で自分だけのカップラーメンを作ろう(約90分)

「横浜中華街」から徒歩約5分の「日本大通り駅」へ移動。みなとみらい線に乗車し約3分の「みなとみらい駅」で下車。徒歩約8分

続いては、体験型施設で特別なおみやげ&思い出づくりに挑戦しましょう。向かうのは、今や世界食となった「カップヌードル」や「チキンラーメン」を発明した日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブな思考」を体感できるカップヌードルミュージアムです。インスタントラーメンの歴史などを学べるほか、特に人気があるのが「マイカップヌードルファクトリー」のコーナーです。こちらでは自分でデザインしたカップに、4種類のスープと12種類の具材から好みのものを選んでトッピングし、オリジナルのカップヌードルを作ることができるんです。そのほか、「チキンラーメン」を手作りできる工房もありますよ。

入館料:一般500円、高校生以下無料 ※「カップヌードルパーク」など有料アトラクションあり
「マイカップヌードルファクトリー」体験料:1食300円(税込)
所要時間(できあがりまでの目安):約45分

MARINE & WALK YOKOHAMAでショッピング(約60分)

「カップヌードルミュージアム横浜」から徒歩約10分

続いては、横浜港沿いにある商業施設「MARINE & WALK YOKOHAMA」でショッピングを楽しみましょう。ファッションアイテムや生活雑貨などハイセンスな商品がたくさんそろっています。例えば、H&M;グループのハイブランドライン「COS」や、オランダ・アムステルダム発のデニムブランド「DENHAM」など、世界各国から集められた高感度なショップのほか、日本人デザイナー・山中美智子が手がける水着ブランド「ALEXIA STAM」や、MADE IN JAPANにこだわるメンズバッグブランド・master-pieceの直営店「MSPC PRODUCT sort」など日本発のショップもおすすめです。

海を眺めながらちょっと休憩(約60分)

「MARINE & WALK YOKOHAMA」にはレストランやカフェなどのお店も充実しています。ショッピングに疲れたら、ちょっとひと息入れましょう。港沿いという立地をいかし、海を眺めながら飲食を楽しめるテラス席が設けられているお店「A16 YOKOHAMA」(2階)などもありますが、ドリンクやフードをテイクアウトするのもおすすめ。自家製酵母を使用したパンやおいしいコーヒーを堪能できる「&Swell;」(1階)や、オリジナルソーダを楽しめる「SODA BAR」(1階/雑貨店・COMMUNITY MILLに併設)などが人気です。

横浜赤レンガ倉庫でおみやげ探し(約60分)

「MARINE & WALK YOKOHAMA」から徒歩すぐ

続いては、横浜を代表する観光スポットとして有名な「横浜赤レンガ倉庫」へ。こちらは、1911年から1913年にかけて国の保税倉庫として建設された建物で、2002年に文化・商業施設として生まれ変わった場所です。館内にはさまざまなショップが建ち並び、おみやげ探しにはぴったり。例えばショコラケーキやチーズタルトなどの横浜銘菓や、港街らしいマリン雑貨のお店、かんざしや和柄のシルバーアクセサリーを扱う「和」のファッションブランドショップなど多種多様にそろっています。

横浜の美しい夜景を見渡す「横浜港大さん橋」で締めくくり(約60分)

「横浜赤レンガ倉庫」から徒歩約15分

今回のモデルコースの締めくくりを飾るのは、横浜が誇る美しい夜景。おすすめの観賞スポットは、「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」です。約430mの屋上広場が24時間解放されており、「横浜ベイブリッジ」などの橋や横浜港、きらびやかなオフィスビル群など「横浜夜景名所」を一望できることで人気。桟橋の屋上を開放している展望施設としては珍しく「日本夜景遺産」にも選定されています。

いかがでしたか?今回は午前からスタートして、夜の夕食前までを想定したモデルコースをご紹介しました。これ以外にもまだまだ魅力的なスポットが満載の横浜、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

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