代打カマルゴが決勝弾 ブレーブス延長戦を制す

【ブレーブス4-3ナショナルズ(延長10回)】@ナショナルズ・パーク

ブレーブスは、2対2の同点で迎えた延長10回表に、投手A.J.ミンターの代打として登場したヨハン・カマルゴが右中間への3号2ランを放ち、勝ち越しに成功。クローザーのルーク・ジャクソンが、その裏のナショナルズの反撃を1点に抑え、カマルゴの一発が決勝打となって4対3で逃げ切った。先発のマイク・ソローカが右前腕に死球を受けて2イニングで降板するアクシデントがあったブレーブスだが、2番手のジョシュ・トムリンが4回無失点の好投を見せ、6番手のミンターが今季2勝目(4敗)、7番手のジャクソンが今季11セーブ目をマーク。ナショナルズは、先発のオースティン・ボースが6回2失点の好投を見せたが、カマルゴの決勝弾を浴びた5番手のタナー・レイニーが今季2敗目(1勝)を喫した。

ソローカとボースの先発で始まった一戦は、4回表にジョシュ・ドナルドソンの15号ソロ、6回表にロナルド・アクーニャJr.の18号ソロが飛び出したブレーブスが2点をリードして終盤に突入。しかし、ナショナルズは7回裏にブレーブスのリリーフ陣を攻め、フアン・ソトの12号ソロとヘラルド・パーラのタイムリーで2対2の同点に追い付いた。その後、両軍とも走者を出しながらも得点には至らず、試合は延長戦に突入。延長10回表、ブレーブスは一死からオジー・アルビーズが四球を選んで出塁し、代打のカマルゴが右中間へ勝ち越しの3号2ランを叩き込んだ。その裏、ジャクソンが無死一・三塁から内野ゴロの間に1点を返され、さらに一死一・二塁のピンチを背負ったものの、後続を抑えてなんとか逃げ切り。ナ・リーグ東部地区首位のブレーブスは、2連勝となり、2位フィリーズとのゲーム差が6.5に広がった。

© MLB Advanced Media, LP.