マリナーズ打線が爆発 菊池6回3失点で今季4勝目

【オリオールズ3-13マリナーズ】@セーフコ・フィールド

マリナーズは、2対2の同点で迎えた3回裏に打線が爆発。打者13人を送り込む猛攻で一挙8得点のビッグイニングを作り、早々に勝利を決定付けた。先発の菊池雄星は、初回にトレイ・マンシーニの17号ソロで先制を許し、2回表には四球絡みで失点するなど、6回94球を投げて与四球5と安定感を欠いたが、打線の大量援護に守られて被安打5、奪三振3、失点3という内容で今季4勝目(5敗・防御率5.11)をマークした。一方のオリオールズは、先発のガブリエル・イノアが3回途中7失点の大炎上で今季5敗目(0勝)。2番手のマット・ウォザースプーンも2回2/3を投げて5失点と打ち込まれ、マリナーズ打線の勢いを止めることができなかった。

3回裏のマリナーズは、無死一・三塁からドミンゴ・サンタナのタイムリーで勝ち越しに成功し、無死満塁となってオマー・ナルバエスの犠牲フライで4点目。さらに一死満塁からオースティン・ノラのタイムリー、マック・ウィリアムソンの押し出し死球でリードを4点に広げ、ディー・ゴードン、マレックス・スミス、J.P.クロフォードの3連続タイムリーで一挙8得点のビッグイニングが完成した。4回裏に4号2ランを放ったウィリアムソンは4打数1安打ながら3打点3得点の活躍でチームの勝利に貢献。7回裏に犠牲フライを放って13点目を叩き出したクロフォードは4安打4打点の大活躍で今季の打率を3割に乗せ、大勝の立役者となった。

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