新型N-WGN 発売前から圧倒的人気!? 新型 “軽モデル”の人気投票をやってみた【みんなの声】

軽4車種

あなたはどれを選ぶ?タント/N-WGN/デイズ/ekクロス

新車として売られるクルマの中で40%近くを占めるのが軽自動車。そのアツい市場に対し、各社から続々と新型の軽モデルが発売・発表され盛り上がりを見せております。

新型の日産 デイズと三菱 ekワゴン/ekクロスが好調です。そして2019年7月にはダイハツ タントやホンダ N-WGNが発売されます。「みんなは何を買うの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこでモータのTwitterフォロワーの皆さんに【新型軽 タント/N-WGN/デイズ/ekクロスの4車種から選ぶなら、どれ?】という質問でアンケートを実施しました。一体どの車種がユーザーの皆さんから熱い視線を送られているのか! 結果を見てみましょう。

Q.新型の軽 選ぶならどれ? タント/N-WGN/デイズ/ekクロス

■ダイハツ タント:19%

■ホンダN-WGN:47%

■日産 デイズ:18%

■三菱 ekクロス:16%

(投票数:470票)

1位『N-WGN』 2位『タント』3位『デイズ』 4位『ekクロス』

調査の結果、一番人気はN-WGNでした! なんとまだ公開されている情報が少ないにも関わらず、半分近くの票を獲得。

2位から4位の差は、ほとんどありませんでした。

それでは皆さんの意見を見てみましょう。

皆さんの声

■ダイハツ タントの新しいエンジンとCVTはどんな感じなのか運転してみたい!

■日産 デイズはプロパイロットが装備されていて偉い!

■三菱 ekワゴンがデザイン的に一番チャレンジングだと思う!

なぜホンダN-WGNが圧倒的に人気なのか? 各車の特徴をチェック

なぜN-WGNにユーザーから票を得られたのでしょうか?まずは各車の特徴を挙げてみました。

1位:ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGNをフルモデルチェンジ 外観
ホンダ N-WGNをフルモデルチェンジ 内装

・充実した運転支援システム

「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備し、さらに渋滞追従機能も追加。またバックでの駐車をサポートするパーキングセンサーシステムも標準装備。

・様々な人が運転しやすくなったステアリング機構

軽自動車初のテレスコピック(ステアリングの前後位置を調整可能)&チルトステアリング(ステアリングの角度を調整可能)機構を標準装備。さまざまな体格のドライバーが運転しやすくなった。

・後席のシートアレンジと、荷室の使い勝手が向上。

備え付けのボードを使うと、上下2段の積み分けが可能で、買い物等の荷物などの収納がしやすくなり、利便性が向上。

2位:ダイハツ タント

ダイハツ 新型タント(プロトモデル)
ミラクルウォークスルーパッケージ 使用イメージ1/ダイハツ 新型タント(プロトタイプ)[2019年夏発売予定/4代目]

・4車種唯一のスーパーハイト 人気の現行型を踏襲

後席のドアがガバッと開くミラクルオープンドアなども前モデル同様に採り入れている。子育て世代に嬉しいクルマとして洗練度を増している。

・運転支援システムが大幅に進化

車線逸脱抑制制御機能、0km/hからの前車追従型アダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーンキープコントロールなど運転支援システムが向上。逆走防止のための標識認識や、誤発進防止にはアクセル制御に加えてブレーキも追加された。さらに駐車支援のスマートパノラマパーキングアシストも新採用されている。

3位:日産 デイズ

日産 新型デイズ ハイウェイスター X プロパイロットエディション
日産 新型デイズ ハイウェイスター X プロパイロットエディション

・新開発のパワートレインとプラットホーム

新開発エンジン、新開発CVTに加え、新たにリチウムイオンバッテリーを搭載したスマートシンプルハイブリッドといった新設計パワートレインにより、パワフルになり燃費も向上。新プラットホームの採用により後部座席と荷室も広くなった。

・様々な機能を加えた安全装備

歩行者を検知できる緊急自動ブレーキを備え、ペダルの踏み間違いによって低速時に急発進しようとした時も、前進/後退ともにブレーキまで制御して事故を防ぐ。サイド&カーテンエアバッグも標準装着した。

・運転支援システム

運転支援のプロパイロットも用意され、車間距離を自動調節しながら先行車に追従走行できるクルーズコントロール(全車速追従型だから、停車状態までカバー)車線の中央を走れるように操舵制御する機能もある。

・質の高い内装やサポート機能

前モデル同様にエアコンパネル等の質が高い。インテリジェント アラウンドビューモニターと9インチ巨大モニター付きナビ(オプション)によって駐車の際の後退も簡単・安心となった。

4位:三菱 ekクロス

三菱 新型eKクロス ボディカラー:ナチュラルアイボリーメタリック/サンシャインオレンジメタリック
三菱 eKクロス T[三菱 新型eKワゴン・eK X(クロス) 新型車解説]

・遊びゴコロのあるデザイン

新型のekクロスは、新型デリカD:5に共通するダイナミックシールドを採用したインパクトのあるフロントビューとSUV風な遊び心のあるサイドビューが特徴的だ。

・基本的な性能はデイズと同様(運転支援システムに一部違いがある)

新開発のパワーレインや安全装備、運転支援システムなどデイズとほとんど同じであり、内装の質感もデイズ同様に高い。

ほとんど情報がないN-WGN なぜ人気?

特徴を並べてみると、どの車種も運転支援システムや安全装備などを充実させており、機能的においてはどの車種も大きな差があるわけではありません。

現在もホンダ N-BOXが不動の一番人気のため、この中で同じスーパーハイトワゴンタイプのタントが有利ではないかと予想をしておりました。そんな中で情報のあまり出ていないハイトワゴンの新型N-WGNが、半数近くの人に選ばれるという結果になりました。なぜなのでしょうか。

・デザインが響いた

・充実した運転支援システム

・軽に力を注いできたホンダの実績

・現行N-WGNユーザーからの熱い視線

・フィットなどからの乗り換え組

このようにN-WGNのデザインがSNS上では好評のようです。スタイリッシュであったりシンプルなデザインが多くなってきた軽自動車のラインナップの中で、親しみやすいデザインであることが人気の理由かもしれません。

また現時点で公表されているN-WGNの情報は多くありませんが、その中でも運転姿勢へのこだわりや後部座席や荷室の便利さも関係があるかもしれません。他車種も荷室を拡張できたりと容量は確保していますが、新型N-WGNはさらに便利な仕組みを用意してきました。

ホンダ N-WGNをフルモデルチェンジ 荷室
ホンダ N-WGNをフルモデルチェンジ 荷室
ホンダ N-WGNをフルモデルチェンジ 荷室

共同開発車両であり、基本的な性能もほぼ同じであるデイズやekクロスは票を分け合ってしまった可能性がありますね。

乗り換えを検討している人にとっては、新型N-WGNと新型タントの発売は待ち遠しいのではないでしょうか。また現在N-WGNを待っている人もデイスやekクロスの試乗に行ってみると“これはありかも”と思うかもしれません。

クルマは写真や数字上の性能だけでは分からないもの。乗り心地や自分の目で見た時の印象は異なるので、一度ディーラーに行って、それぞれ確かめてみてはいかがでしょうか。

[筆者:MOTA編集部]

【毎週火曜日・土曜日は、クルマにまつわる質問を調査する連載「みんなの声」をお届け! 次回もお楽しみに】

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