「ルパンの娘」ポスター撮影で瀬戸康史「終始“何やってるんだろう”感が(笑)」

7月11日にスタートする深田恭子主演のフジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10:00)のポスタービジュアルが解禁された。

同作は作家・横関大氏による同名小説を原作に、大泥棒一家“Lの一族”で盗みの才能に長けている三雲華(深田恭子)が、恋人で刑事の桜庭和馬(瀬戸康史)のピンチを助けるために、嫌々ながらも泥棒家業に手を染めてしまうラブコメディー。ポスターでは、泥棒スーツを着用してそれぞれのポーズを決めている“Lの一族”華、尊(渡部篤郎)、悦子(小沢真珠)、渉(栗原類)、マツ(どんぐり)、巌(麿赤兒)の姿と、それを追いかける和馬という構図。人物デザイナー・柘植伊佐夫氏による“Lの一族”の泥棒スーツを着用した深田の姿や、本作のために筋力トレーニングを積み重ね、およそ10キロもの増量を行った瀬戸康史の肉体美にも注目だ。

スーツデザインにあたっては、あえてノスタルジック感を意識し、光の反射で色合いが多少変化するベルベット素材を使用。深田演じる華の衣装であるレッドカラーを決定し、そこを基準として、それぞれのスーツのカラーを選考したという。

深田は泥棒スーツについて「衣装合わせの時にテーブルの上にたくさんビジュアルの資料があって、“これはなんの資料なのかな…?”、“このポーズは一体…?”というのが率直な感想です(笑)。衣装を着て初めてポーズをしてみたんですが“意外とできた”とほっとしました。一番難しかったのは、他の皆さんと息を合わせることだなと思いました。撮影してみて、しっかり決まった時は本当によかったです」と安心した表情を見せた。

一方、瀬戸は「僕が格好も含めて一番普通だと思うのですが、皆さんがぶっ飛んだ設定や世界観で演じられているので、逆に僕の方がおかしいのではないかという錯覚に陥ってしまいました(笑)。どっちがノーマルなんだろうと途中で分からなくなる感覚でしたね(笑)。終始“何やってるんだろう”感はありました(笑)。でも、とても楽しかったです」と戸惑いつつも楽しんだようだ。

また主題歌には、サカナクションの「モス」が決定。サカナクションがフジテレビドラマ主題歌を担当するのは「dinner」(2013年)以来およそ6年ぶり。「モス」は6月19日にリリースされた6年ぶりとなるニューアルバム「834.194」に収録されている。

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