志尊淳 “& 文学” ~自分の中で理解できないものはボロボロになるまで読む ~

志尊淳 “& 文学” ~自分の中で理解できないものはボロボロになるまで読む~

「&文学」編! 今回のテーマは“読む時のスタイル”

前回のインタビューでは「本を読む時間があるなら台本を読みたい」と、俳優という仕事に対するストイックさを語ってくれた志尊さん。台本を読む時には「自分の部屋で、音楽も聴かずに1人で読む」のだとか。そして、休みの日は特に「台本を読まなくちゃ!」と強く思うそうで、自身でも「もう仕事のことばっかりですよね」というほど仕事人間。やればやるほど理解が深まっていく“俳優”という仕事の面白さや難しさについても、熱く語ってくれました。

原作がある作品への出演も多い志尊さん。作品の立ち上げ方や作り方は現場によって違うものの、役づくりをする時、まずは原作を情報としてインプットしていくのだそう。トランスジェンダー役を演じたドラマ「女子的生活」(NHK)の時は、これまでにやったことのない役柄だっただけに、原作がボロボロになるまで何回も読んだといいます。そして、原作の世界観をリスペクトしつつも、演じる時に一番大切にするのは「台本の言葉のつむぎ方」だと志尊さん。原作ファンはもちろんですが、原作を知らない人にも届けることをしっかりと考えて演じているようです。

そして、自宅の大きなテレビラックを本棚として使っていることも教えてくれました。「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日系)やNHK連続テレビ小説「半分、青い。」の台本など、これまで出演してきた作品を大切に思うあまり、台本も出演作のDVDもたまる一方なのだとか。「開くことはあまりないんですけど(笑)、思い出なので取っておきたい」…ということで、実家に置いてもらうことも考えているそう。きっとご家族も、大切に保存してくれますね!

グラビア撮影では、たくさんの洋書に囲まれて、静かに本を読みふける志尊さんの横顔を写しています。こんな感じで台本も読んでいるのかな…?と想像がふくらむ1枚となっていますので、本誌と併せてじっくりとご覧ください!

☆メッセージ&撮影メーキング動画を公開中!☆

撮影/GENKI(IIZUMI OFFICE) ヘア&メーク/仲田須加 スタイリング/手塚陽介

【プロフィール】


志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京生まれ。魚座。A型。7月9日(火)スタート「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)、7月12日(金)スタート「潤一」(関西テレビ)に出演。10月より上演のNODA・MAP第23回公演「Q:A Night At The Kabuki」への出演も決定。

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