モーニング娘。の元メンバー、市井紗耶香さんが次回の参議院選挙に立憲民主党から比例で立候補すると報じられました。市井さんは憧れの議員として同党の蓮舫参院議員の名前を挙げているようです。
報道を聞いた私自身の率直な感想を簡潔に言うと
「あ、この人は迷走をしている!」
でした。市井さんに対してこのような感想を抱くのは実は初めてのことではありません。
『LOVEマシーン』等のヒット曲を立て続けにリリースしモーニング娘。の人気が絶頂だった頃、確か私は小学生の高学年だったと思います。私自身は当時、モーニング娘。には全く興味がなく市井さんのことも知りませんでした。
私が市井紗耶香という女性を知ったのはモーニング娘。絶頂期から数年後のことです。そのきっかけはゴマキ弟こと後藤裕樹さん著『懺悔』でした。
著書の中で市井さんは、ゴマキ弟と付き合い始めるもあっという間に事務所にバレて即別れさせられた女として登場します。
弟くんは市井さんと別れた後、「おっととっと夏だぜ!」等と歌いながら工事現場に侵入し銅線を盗み、塀の向こう側へEE JUMPして行ったことは周知のことかと思われます。
『懺悔』読了後、すぐさま市井さんの存在は私の脳内から消え去りましたが2018年3月、思わぬ形で再び彼女を目にしました。
彼女が宗教団体、幸福の科学が発行している雑誌『ARE YOU HAPPY?』の表紙を飾っているのを偶然見つけてしまったのです。この時、初めて
「あ、この人は迷走をしている!」
と思いました。
どう見てもハッピーな人生を送ってなさそうな彼女にいきなり「お前はハッピーか?」と問いかけられても「うるせえよ」以外に答えようもありません。無性に腹が立ったのを覚えています。
あれから1年数ヶ月、また「市井」という名前を聞いたと思ったら今回の出馬宣言です。
なぜ彼女は面白い人生しか歩めないのでしょうか。まともに生きていく気はないのでしょうか。
知名度のある彼女のことですからおそらくは当選してしまうでしょう。その後に彼女がどうなっていくのかはまだ誰にもわかりませんが、きっといつまでも迷走を続けるのだと思います。そういう星の下に生まれたのが市井紗耶香なのです。
有権者を舐めてるとしか思えない立憲民主党が今後どうなろうと知ったことではありませんが、市井紗耶香という迷走しかしない女からはもう目が離せなくなりそうです。(文◎鈴木孔明)※タイトル画像はマキシシングル『届け!恋のテレパシー』より