レアル・マドリードがスペイン人FWラウール・デ・トマスをベンフィカに売却することが概ね決定し、契約条項に将来有望な若手DFの交渉優先権を含めたようだ。
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デ・トマスの交渉は今週中にまとまることが予想され、移籍金2000万ユーロ(約24億円)で基本合意に。さらにレアルはデ・トマス契約の一環としてポルトガル代表DFルベン・ディアスの交渉優先権を含めたいとベンフィカに持ち掛けたようだ。レアルはセルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランヌなどセンターバックの層は充実しているものの、将来的にディアス獲得を希望。アトレティコ・マドリードが6000万ユーロ(約73億円)で関心を寄せていると噂されており、レアルはディアスの確保を画策しているようだ。
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デ・トマスはレアルの下部組織出身で、2014-15シーズンのコパ・デル・レイ4回戦で出場して以来トップチームのプレー経験はなし。2018-19シーズンはラージョ・バジェカーノにレンタル移籍し、公式戦34試合に出場し14ゴールを挙げている。レアルはアトレティコに移籍したスペイン人MFマルコス・ジョレンテに続いて今季2人目の放出選手となった。