「タロウ」の息子の活躍を描く最新作「ウルトラマンタイガ」がスタート!

テレビ東京系では7月6日からウルトラマンの新シリーズ「ウルトラマンタイガ」(土曜午前9:00)をスタートさせる。

50年以上にわたり巨大ヒーローを世に送り出し続けてきた円谷プロダクションの「ウルトラマンシリーズ」。2013年の「ウルトラマンギンガ」から、18年の「ウルトラマンR/B(ルーブ)」へと至る、テレビ東京「ニュージェネレーションヒーローズ」シリーズとしては本作が7作目となる。

地球に宇宙人がひそかに移住してきているが、そのことを知っているのはごく一部の人間のみで一般には知られていない。そんな社会の中で、主人公・工藤ヒロユキ(井上祐貴)は、宇宙人が絡む事件の対応が業務に含まれる民間の警備組織「E.G.I.S.(イージス)」に就職し、日夜平和のために働いていた。ヒロユキは子どもの頃、宇宙人に襲われたところを、偶然地球に行き着いたウルトラマンタイガの光に救われ、それ以降、体の中にタイガを宿していた。しかし、ヒロユキ自身にはその認識はなく、ごく一般的な家庭で育った心優しい正義感の強い若者だった。やがて、ヒロユキの中のタイガが覚醒し、数々の戦いを経ることで未知の存在を恐れず受け入れる優しい心を持ち、人間と宇宙人、そしてウルトラマンという異なる種族の架け橋になる存在へと成長していく。

本作で登場するウルトラマンタイガは、かつて地球を守ったウルトラマンタロウの息子。本心では父親であるタロウに認めてもらいたいと思っているが、素直になれない部分もある正義感が強い熱血タイプで、仲間であるウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマと共に「トライスクワッド」を結成、若く未熟ながらも平和のために戦っていくことになる。また、今回はヒロユキがタイガ、タイタス、フーマという複数のウルトラマンへと変身するシリーズ初の試みにも挑戦する。

主人公・工藤ヒロユキを演じる井上祐貴は「役が決まった時、うれしさと同時にずっと憧れていたカッコいいウルトラマンに今度は自分がなるんだという強い気持ちが湧いたのを覚えています」と振り返る。さらに、「家族に報告すると、5歳の時から毎年行っていたウルトラマンショーで撮った写真が母から送られてきて、小さい頃から憧れていた思いがよみがえりました。今度はそういう気持ちを届ける側として、大人になってもたくさんの人の心の中に残り続けるウルトラマンタイガになれるよう一生懸命頑張ります」と力強く意気込みを語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社