日本と台湾、絆強く 各界60人が交流深める

上村会長(左)と台北駐日経済文化代表処横浜分処の張処長 =ホテルモントレ横浜

 日本と台湾の民間交流団体「日台経済文化交流協会」(横浜市中区)が25日夜、市内のホテルで総会と懇親会を開き、日台の政治行政や経済、文化など各界の関係者ら約60人が交流を深めた。

 上村直子会長はあいさつで「台湾と日本は国交がない中で、毎日のようにテレビで互いを伝えている。台湾を知らない日本人はいない。台湾と日本のために私たちも尽力していきたい」と述べ、さらなる交流を深める決意を語った。

 来賓の台北駐日経済文化代表処横浜分処(同区)の張淑玲処長は「台湾と深いつながりを持っている方ばかり。台日関係が前進できるように全力で努力していきたい」と述べた。日本台湾商会聯合総会の河道台総会長らもあいさつした。

 同協会は2010年に故・酒井麻雄元市会副議長が初代会長となり設立された。

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