交流戦Vの鷹・工藤監督「ガチンコの戦い」リーグ戦再開初戦へ意気込み

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

27日は全体練習を行い、敵地札幌へと移動

 ソフトバンクは27日、札幌への移動前にヤフオクドームで全体練習を行った。28日からの日本ハム戦(札幌D)に向けた練習後、リーグ戦再開に向けて工藤公康監督は意気込みを語った。

 交流戦後、4日間の空き日程のうち2日間を軽めの全体練習に充て「選手から『いい休養になった』という声を聞きました。いい形で後半戦に入っていけると思います」と工藤監督。28日からいよいよリーグ戦再開。ソフトバンクは3ゲーム差の4位日本ハムとの3連戦からペナントレースを再スタートさせる。

 工藤監督は「3連戦なので互いに先に勝ちたいという思いは強い。明日は交流戦明けのガチンコの戦いになると思います。新たにスタートするという意味では大事な戦いになります」と、リーグ戦再開初戦の大切さを語った。その初戦はエース千賀に託す。「エースとしての自覚も出てきているし、強い思いでマウンドに上がってくれている。僕らもそこに期待しています」と指揮官は右腕への期待を口にした。

 打線のキーマンとなりそうな福田秀平については「あれだけの活躍をしてくれましたから、それを(今後も)ゲームの中で出してくれたらと思います。相手(投手との)相性なども含めて、打撃コーチがオーダーを組んでくれるので、その試合その試合のベストのオーダーで臨みたいと思います」とした。

 コラスを支配下登録したばかりだが、札幌での3連戦については「外国人枠が1つ空いてはいますけど、現状のメンバーでいきます」と昇格を否定。まずは交流戦Vを勝ち取ったメンバーで日本ハム戦の勝ち越しを目指す。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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