久保建英はどこで使う?新生レアルが使い得る「4つのシステム」

『AS』は26日、「レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン新監督が使うかもしれない4つのシステム」という記事を掲載した。

今夏のマーケットで数多くの補強を行い話題を集めているレアル・マドリー。日本代表に選ばれた18歳の久保建英も加入することが決まり、さらにポール・ポグバかファビアン・ルイスの獲得が予想されている。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

そのチームを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、今季使うであろう4つのシステムとは?

「4-3-3」

ジネディーヌ・ジダン監督が以前の政権下でよく使っていたフォーメーションだ。クロースは当時「5番」の場所を嫌がっていたが、今回はそこを任される可能性もあるだろう。

アザールは左サイドに起用されて、慣れ親しんだポジションから自由を楽しめる。保守的にアプローチすればカゼミロをアンカーにし、4-1-4-1として振る舞わせるのも。

古典的な「4-4-2」

二人のいいストライカーを同時起用することを考えれば、この4-4-2も。モドリッチは右でも中央でも起用できるだろう。大胆にやればヴィニシウス+アザールで両サイドという超攻撃的シフトもできる。

ポグバを獲得できなければナポリのファビアン・ルイスを中央に入れれば、アンチェロッティ監督の下でやったポジションで躍動できるはず。ただ攻守のバランスはそれほど良くはないかも。

「4-2-3-1」

ジダン監督の頭の中では、二人のボランチを使うという考えがあるとも言われる。そうなればモドリッチはもっと自由にプレーできるかもしれない。

このシステムではカゼミロに頼ることなくバランスを取れる。アザールとヴィニシウス、あるいはアセンシオを両サイドで使い、攻撃的なワイドアタックを実現する。ファビアン・ルイスが来れば更に戦いやすくなるだろう。

イスコシステムだった「4-3-1-2」

かつてイスコをトップ下に使った4-3-1-2が機能した時期があった。それをエデン・アザールに代えて使ってみてはどうか。ヨヴィッチとベンゼマの同時起用も可能となり、サブもヴィニシウスとアセンシオで層は厚くなる。

【関連記事】レアル・マドリーに加入してキャリアを下降させた10名の選手

ポグバやファビアンのフィジカル的要素はこの3センターでこそ生きるものでもあり、モドリッチも難なくこなせる。アンカーをクロースとカゼミロで使い分けることで、チーム全体のバランスが調整できる。

© 株式会社ファッションニュース通信社