トップの座を奪った三浦で海開き 水難救助の実演も

三浦海岸海水浴場で行われた海開き=三浦市南下浦上宮田

 三浦市内の三浦海岸、大浦、和田の3海水浴場が27日、県内で最も早く、海開きをした。

 逗子海水浴場が10年連続でトップだったが、例年6月の最終金曜日だった三浦の3海水浴場が大安の27日に早め、その座を奪った。

 市内で最多の海水浴客が訪れる三浦海岸海水浴場(同市南下浦上宮田)には、市や県、地元観光協会などから関係者約100人が集まり、開設期間中の海の安全などを祈願した。ライフセーバーによる水難救助のデモンストレーションも行われた。

 運営委員会の大島敬三委員長は「昨年は約45万人が来場した。今年も事故がない海水浴場にし、若い人を呼び込んでいきたい」とあいさつした。開設期間は三浦海岸が9月29日、大浦は9月1日、和田は8月31日。

© 株式会社神奈川新聞社