アミュプラザ長崎 来館者2億人突破

記念セレモニーで、記念撮影に臨む盛澤社長(左)と小林さん=長崎市、JR長崎駅かもめ広場

 長崎市尾上町の大型商業施設アミュプラザ長崎の来館者が27日、2億人を突破し、記念セレモニーがあった。
 同施設は2000年9月に開業し、来館者数を年間1千万人以上とする目標を設定。開業から約18年9カ月での2億人突破は想定より早い達成となった。施設を運営するJR九州グループのJR長崎シティによると、館内のリニューアルやJR長崎駅かもめ広場でのイベント開催などが奏功。18年度の来館者数は1172万6千人、売上高は210億1600万円で、いずれも過去最高だった。
 節目の来館者となったのは長崎市の看護師、小林絢さん(32)と息子の蓮ちゃん(0)。JR長崎シティの盛澤篤司社長から花束と記念品を受け取った小林さんは「月1、2回、子ども服を見るために訪れている。今後も利用したい」と話した。
 盛澤社長は「これからも長崎の皆さまの役に立てる施設となるように頑張りたい」とあいさつ。地域の発表の場として、JR長崎駅かもめ広場の提供を始めることも発表した。「ミンナトAMU」と銘打った本年度の事業で、7月12日から募集を始める予定という。

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