“折り紙初心者”光石研が“折鶴博士”滝藤賢一の器用さに脱帽。そして博士のシャツ、実は…!?

“折り紙初心者”光石研が“折鶴博士”滝藤賢一の器用さに脱帽。そして博士のシャツ、実は…!?

日本が世界に誇る伝統文化である“折り紙”がつなぐ、ちょっぴり不思議な縁をドラマでつづるカルチャーエンターテインメント「オリガミの魔女と博士の四角い時間」（NHK Eテレ）。毎回、折り紙の研究に没頭するちょっと浮世離れした主人公の折鶴博士（滝藤賢一）と、博士に憧れる少年・ノボル（小山春朋）、そして博士に恋心を抱くイタズラ好きなオリガミの魔女（声・尾上菊之助）が、ファンタジックな物語を繰り広げます。

6月28日放送の「仕立て屋のワンピース」では、名バイプレーヤーとして数々のドラマや映画で活躍されている、光石研さんがゲスト出演されます！ 折鶴博士とどんなやりとりが見られるのでしょうか？ そこで起きる小さな奇跡とは？

それでは、ここであらすじを少し紹介。オーダーメードの新しいシャツを注文していた折鶴博士。ウキウキした気分でドアを開けると、そこにはどんよりと顔を曇らせた仕立て屋の主人（光石）がたたずんでいました。そして、箱から出てきたのは、ボタンが取れて待ち針は刺さったまま、付いている袖は半袖と長袖という奇妙な代物。すると主人は泣き出し、「シャツをもう作れなくなってしまった」と告白を始め…。

滝藤さんと共演経験のある光石さんは「何も構えることなく、あうんの呼吸でうまくキャッチボールができて、すごくいい時間だった。滝藤くんは人のことをよく見てるんですよ。『今間違ったでしょ？』とか『今セリフ変えたでしょ？』って（笑）」と、気心が知れているからこその冗談を交じえて語っていました。仲が良い2人だから出せる、ほのぼのとした雰囲気が画面を通して伝わってきますよ。

実は光石さん、小さい頃から野球やサッカーなどをして外で遊んでいたため、折り紙はほとんどやったことがないんだそう。博士と並んで折り紙を折るシーンでは、「滝藤くんは緻密に角を合わせていて意外にも器用だった」と、感心されていました。さすが、数年にわたって折鶴博士を演じられている滝藤さん！ 折り紙の腕前は俳優界ナンバーワンではないでしょうか…？（筆者調べ）。

今回、博士のシャツをいつも仕立ててくれているご主人のお話なのですが、実は博士がとても“おしゃれ博士”であることをご存じですか？ 番組開始当初、シャツは1枚だけでしたが、滝藤さんからの「シャツを変えてみない？」という提案をきっかけに、今では1話ごとに違うシャツを着るように。しかも時々、博士のシャツは滝藤さんの私物だったりします（笑）。折り紙はもちろん、滝藤さんこだわりのファッションにも、ぜひご注目ください！

NHK担当 M・M