2羽のフンボルトペンギンの赤ちゃん誕生

 長崎市宿町の長崎ペンギン水族館で、フンボルトペンギンの赤ちゃんが2羽誕生した。8月中旬ごろの飼育場デビューに向け準備が進められている。
 4月28、29日にふ化した。手のひらサイズだった2羽は生後60日を過ぎ、体長約50センチ、体重約3キロに成長。飼育員が与える餌を少しずつ大きくする「トレーニング中」という。
 というのも、デビューには先輩ペンギンと同じように小アジをキャッチできることが最低条件。今はまだ数センチ幅に切って食べさせてもらっている。ひな特有の綿羽(めんう)に覆われた2羽の挑戦は始まったばかり。

© 株式会社長崎新聞社