メクル第377号 真剣!指紋採取 大村中生徒が挑戦

警察官(右)の指導で、指紋の採取に挑戦する生徒=大村市森園町、大村署

 大村市立大村中(松崎大樹(まつざきおおき)校長、551人)の2年生の生徒5人が18、19日の2日間、職場(しょくば)体験学習で大村署(しょ)を訪問(ほうもん)。逮捕術(たいほじゅつ)の訓練のほか、長崎空港にある派出所(はしゅつしょ)も訪(おとず)れ、警察官(けいさつかん)のさまざまな仕事を学びました。

 18日は、指紋(しもん)や足跡(あしあと)を集める鑑識(かんしき)作業の体験があり、生徒はお互(たが)いの指紋の採取(さいしゅ)に挑戦(ちょうせん)。警察官から「(指紋をとる)粉を付けすぎないように」「強く押(お)しつけると指紋がつぶれてしまう」などと指導(しどう)を受けながら、真剣(しんけん)な表情(ひょうじょう)で取り組んでいました。

 山田健太郎(やまだけんたろう)さん(13)は「指紋の採取はドラマを見て簡単(かんたん)だろうと思っていたけど難(むずか)しかった。将来(しょうらい)は悪い人を捕(つか)まえて町の安全を守るかっこいい刑事(けいじ)になりたい」と話しました。

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