アスレチックスが完封リレー 大谷は4打数ノーヒット

【アスレチックス4-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

アスレチックスのブレット・アンダーソンが安定感抜群の見事なピッチングでチームを勝利に導いた。前回登板のレイズ戦で3回7失点ノックアウトを喫したアンダーソンだったが、この日は4回まで無安打ピッチングを継続。5回裏に初安打を許すも併殺で凌ぎ、8回裏二死からルイス・レンヒフォに二塁打を浴びたところで降板するまで、100球を投げて被安打2、奪三振3、与四球2、無失点という好投で今季8勝目(5敗)をマークした。8回裏二死二塁の場面で登板したリアム・ヘンドリックスは、試合終了までの1回1/3を無失点に抑え、完封リレーが完成。エンゼルスは先発のタイラー・スキャッグスが5回途中2失点で今季7敗目(7勝)を喫した。

4回まで無得点に抑えられていたアスレチックスは、5回表一死三塁のチャンスでマーカス・セミエンがタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。ここでエンゼルスはスキャッグスから2番手のトレバー・ケーヒルにスイッチしたが、マット・チャップマンが右中間への20号2ランを放ち、リードを3点に広げた。さらに7回表には、先頭のジュリクソン・プロファーが二塁打でチャンスメイクし、ジョシュ・フェグリーのタイムリーで4点目。その後のチャンスは生かせなかったが、投手陣がエンゼルス打線をシャットアウトした。「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、ショートゴロ、空振り三振、サードフライ、空振り三振で4打数ノーヒット。前日3割台に乗った打率は.294となった。

© MLB Advanced Media, LP.