【実録】船舶免許の取得に挑戦してきた話 釣り人なら、誰しもが憧れる船舶免許。自分で海に出られたらって思うこともありますよね。今回はそんな船舶免許に筆者が初挑戦。申し込みから講習、修了テストまで一連の流れを記事にしてみました!これから取得を目指す人の参考になればと思います!

免許が欲しい

マイシップを操船して大海原で釣りをする。

釣り人なら一度は憧れるであろう贅沢なシチュエーションではないでしょうか。

今回はわたくし、“釣り好き!まっちゃん”が人生初となる船舶免許取得に挑戦したお話です。

そもそも船舶免許って?

釣りなどのレジャーでは1級小型船舶免許・2級小型船舶免許・特殊小型船舶免許の3種類がメインです。

船舶免許は船を操縦・所持する上で絶対に必要となる国家資格。

国土交通省認定教習所で規定の講習を受講することで、国家試験が免除となります。

そうだ!船舶免許を取ろう

最近は仲間の所有する船に乗せてもらうこともあり、マイボートへの憧れは増すばかり。

そうだ、船舶免許をとろう。

まずは取得第一歩の申し込みからやってみます。

申し込み

インターネットで船舶免許取得を検索してみます。へぇ~ネットで申し込みできるんだ。

なになに? 数名で申し込む“ペア割”や事前に予約をする“早割”があるみたい。

というわけで、釣り友達にも声を掛け、今回は2人で取得を目指します。

今回受けるのは2級小型船舶免許。費用は通常13万円が9万円まで安くなりました!

健康診断へ

ネット予約が完了したあと、担当者から電話連絡が。

必要書類の準備と郵送を言い渡されました。

内容は①申し込み書・②本籍地記載の住民票・③証明写真・④身体検査証明書のセット。

④の身体検査証明書は内科で検査~取得することができ、費用は2,000~5,000円と病院によって金額差があるみたいです。

料金支払い

これは教習所によって異なる部分らしいのですが、今回まっちゃんが申し込んだ所は料金先払いシステムです。

申込書及び支払い完了後、受講スケジュールが決定しました。

実技講習

天候にも恵まれ、待ちに待った実技講習がいよいよスタート。

車の運転免許センター講習を思い出しますね~。

基本操作

離岸する前に、船の仕様・部品名・注意を職員さんから丁寧に教えてもらいました。

この時点で覚えるために必死です。事故だけは避けなければ!

まっちゃん、海に出る

基本知識・注意点の説明後、いよいよ船の操船へ!

車の運転とは一味違う船の感覚、体で覚えていきますよ。

海上にブイを立てスラロームの練習や、人命救助の練習を行い帰港。

ブレーキを踏めばピタッと停止する車とは違い、波や風の影響を計算しながら繊細な操作が肝となります。

人命救助練習では、3回目に100点満点をもらいました! やる気MAXです。

ロープワーク

港に戻ると、操船を行う上で必要となるロープワークです。

PEラインとリーダーを結束するように、用途に合わせた結び方が存在するみたいです。

なんといっても、シンプルな結び方なのに超強力……とても勉強になりました。

学科講習

実技講習が終了し、後日1日6時間、計2日間の学科講習を受けに行ってきました。

座学は超重要です!

車の交通ルールのように、海上にも細かい交通ルールが設定してありました。

万が一の事故の対処法などもここで学んでいきますので、集中していきましょう。

計算問題はほとんどなく、標識やルールの暗記物がメインでした。覚えることが多いですね……。

終了テスト

学科講習の最後は、2日間で学んだ内容のペーパーテスト。

中には『こんな内容あったか‥‥?』と勉強不足を痛感させられる問題もありましたので、テキストは要復習ですね。

結果はいかに!?

次の日、講習所から合格の連絡があり無事に2級小型船舶免許を取得できました。

免許証は3週間~1ヶ月で自宅に郵送されるみたいです。

これで操船や船の所有も可能になりましたが、教員さんの話によると「船に慣れてきた頃の海難事故が多い」ということですので、初心を忘れず責任感を持って楽しみたいと思います。

費用は多少掛かりますが、是非この機会に釣りの世界が広がる船舶免許取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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