週間最優秀選手にレメイヒューとシャーザーが選出

日本時間7月2日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第14週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはDJレメイヒュー(ヤンキース)、ナ・リーグはマックス・シャーザー(ナショナルズ)が選出された。両選手とも第14週のみならず今季を通して好成績を残しており、日本時間7月10日にインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われるオールスター・ゲームに出場予定となっている。

レメイヒューは、ヤンキースがレッドソックスをスイープしたロンドンでの2連戦で、3本の二塁打を含む12打数7安打7打点の大暴れ。チームの週間全5試合に出場して打率.625、3二塁打、1三塁打、2本塁打、10打点、出塁率.654、長打率1.083という驚異的な打棒を発揮し、自身初の週間最優秀選手に選出された。日本時間6月15日から14試合連続安打を継続中で、シーズン通算成績は打率.345、12本塁打、61打点、OPS.925。オールスター・ゲームではア・リーグの二塁手として先発出場予定であり、ヤンキースの選手が週間最優秀選手に選出されるのはルーク・ボイトに次いで今季2人目である。

一方のシャーザーは、2度の先発登板でいずれも2ケタ奪三振を記録し、16イニングで24奪三振&無四球という見事なピッチングを披露。日本時間7月1日に行われた古巣タイガースとの一戦で14奪三振をマークするなど、防御率1.13、WHIP0.56という好成績で自身5度目(ナショナルズでは4度目)の週間最優秀選手に選出された。ナショナルズの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、昨年9月のブライス・ハーパー以来。今季はここまで18試合に先発して8勝5敗、防御率2.43、170奪三振と例年通りの安定した活躍を見せており、7年連続のオールスター・ゲーム出場が決定している。

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