Netflixオリジナル作品祭が開催。「ストレンジャー・シングス」キャスト登場&豪華ラインアップが明らかに

Netflixオリジナル作品祭が開催。「ストレンジャー・シングス」キャスト登場&豪華ラインアップが明らかに

Netflixオリジナル作品祭が都内で開催され、7月4日からシーズン3が配信される「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のオリジナルキャスト4人が登場し、トークショーが行われた。

本シリーズは、1980年代のアメリカの小さな町・ホーキンスを舞台に、少年・少女が不可解な事件に立ち向かうスペクタクルアドベンジャー。来日したウィル役のノア・シュナップ、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォ、ルーカス役のケイレブ・マクラフリン、マックス役のセイディ・シンクは親友同士の設定で、演じた俳優たちも仲の良さをうかがわせるトークが展開された。

シーズン3の自身の役柄について、マクラフリンは「ティーンエイジャーのロマンスも描かれていて、マイクも同じような状況になるので、ルーカスは先輩面をしています」、シュナップは「ウィルは“裏の世界”に行ったことから、勇気を出すことを覚えました。でも、まだ完全には回復していなくて、まだ体の中にモンスターがいる状態」と説明。シンクは「マックスはシーズン2でこの友人たちの仲間になり、シーズン3ではオープンに心を開くことができるようになります。イレブンとの間の友情が深まり、彼女をリードしたりもするんです」と話した。マタラッツォは「より自立したダスティンを見せられます。今までのようにマックスの後についていくだけじゃなく、自分自身がリーダーとなって行動できるようになるんです」と成長するダスティンについて語った。

続いて、本シリーズの製作総指揮・脚本・監督を務めるザ・ダファー・ブラザーズことマット・ダファーとロス・ダファーのメッセージ映像が上映された。「本作は日本の文化にも大きく影響を受けています」とマットが言うと、ロスは「僕たちはオタクだから、子どもの頃からアニメやゲームに夢中だった。特にゲーム! 作品を作る時の助けになっています。シーズン3では特に『バイオハザード』にインスピレーションを受けた」と明かした。2人は「僕たちの代わりに、キャストたちが会場に行っています。すごい才能がある子どもたちだから、彼らを紹介できてうれしい」とコメント。

メッセージを見たマタラッツォは「マットとロスの2人は天才! 最高のストーリーテーラーなんだ。彼らのおかげで素晴らしい経験をさせてもらえた。2人は完璧主義で、現場では2人で静かに話し合っていることが多いんだよ」と語ると、セイディは撮影現場について「カメラが回っている時でも回っていない時でも、私たちはとても仲がいいの。それは映像にも現れていると思う。みんなで一緒に仕事をするのは楽しくて、現場はまるでキャンプにいるような雰囲気なんです」とコメント。

さらに、本シリーズの大ファンだと言う蜷川実花も登壇し、「お話がとても面白くて1話で見るのをやめられない。80年代の空気感もとても楽しい。私が彼らの年代だった頃は、やりたいことが見つからず、爆発寸前だったから、作中のみんなみたいに冒険をしてみたかった」と作品の魅力を語った。

イベントでは、Netflixで今後配信される注目の海外作品も次々と紹介され、クリス・ヘムズワースが無敵の傭兵を演じるタイトル未定のオリジナル映画が2020年に配信予定であることが発表された。

ほかにオリジナルシリーズとして、ソン・ジュンギら韓国の人気俳優が出演する古代人類時代劇「アスダル年代記」(7月8日配信)、ファンタジー映画の金字塔をシリーズ化した「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」(8月30日配信)、映画「バーフバリ」シリーズの前日譚を描く「バーフバリ:帝国の夜明け」(19年予定)、ヘンリー・カヴィル主演のアクションファンタジー「ウィッチャー」(19年予定)。さらに、アニメ「カウボーイビバップ」をハリウッドで実写化した「Cowboy Bebop(原題)」、平岳大主演でロンドンと東京を舞台にしたサスペンスドラマ「Giri/Haji」の配信が今後控えている。

また、オリジナル映画として、ロバート・デニーロ&アル・パチーノ&ジョー・ペシの共演でマーティン・スコセッシ監督が実在のマフィアを描く「アイリッシュマン」(19年秋予定)、マイケル・ベイ監督×ライアン・レイノルズ主演のアクション「6アンダーグラウンド」(19年予定)、スティ―ブン・ソダ―バーグがメリル・ストリープら豪華キャストで金融界の闇を描く「ザ・ランドロマット –パナマ文書流出-」(19年予定)がラインアップ。リドリー・スコットが製作総指揮を務め、小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)も出演する「アースクエイクバード」(20年予定)、マーク・ウォールバーグが私立探偵に扮する「Wonderland(原題)」(20年予定)と、ハリウッドの大スターやクリエーターの作品がめじろ押しだ。

そのほか、世界的なヒットとなっているリアリティー番組「クィア・アイ!」の、日本が舞台のスペシャルシーズン「クィア・アイ in Japan!」が19年秋に配信される予定。

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