18カルディアLT
ダイワから発売されているスピニングリール「カルディア」は、いわゆる“ミドルクラス”と呼ばれる価格帯のリールです。
その歴史は長く、初代が発売されたのは2002年。歴代のカルディアにお世話になった方も多いのではないでしょうか?
それから数回のモデルチェンジを経て、現在は2018年モデルの18カルディアLTが発売されています。
4000-CXHを導入!
1000~6000番までのラインナップがありますが、ぼくは4000-CXHを導入しました。
おもな用途は、ショアジギングやサーフのヒラメ・マゴチ・シーバスです。
1シーズンをみっちりと使い込んだので、良いところも悪いところも正直にインプレしたいと思います!
ファーストインプレッション
18カルディアLT4000-CXHを使い始めたときに感じた、ファーストインプレッションを解説します。
ボディが小さい
まず最初の感想は「ボディちっさ!」でした(笑) 4000番なのに2500番クラスのサイズ感に見えます。
軽い
今までのカルディアはお世辞にも「軽い」とはいえませんでしたが、18カルディアは軽い!
カタログスペックは225グラム、ラインを巻いても240グラム以下に収まります。
巻き心地は普通
上位機種ほどのしっとりとした巻き感はありませんが、十分に軽くて滑らかな巻き心地です。
ガタやゴリ感といったマイナス要素はとくに感じられません。辛めに評価すると、「普通」といったところだと思います。
ドラグがスムーズ
イグジストやセルテートと同じATDが搭載されているので、ドラグ性能も優秀です。
もちろん、イグジスト・セルテートと同等のスペックではありませんが、実釣時に不満を感じることはありません。
1年使い込んでみて
丸1年、フラットフィッシュやシーバス、クロダイで使い込んできた感想を正直にお話ししましょう!
巻き心地は初期性能を維持
ショアジギングなどでかなり酷使してきましたが、今のところ大きなゴリ感もなく、初期の巻き心地を維持しています。
ライトタフというだけあって、耐久性は高いようです。
巻き感度が高い
ハンドルから伝わる“巻き抵抗の変化”がとても感じやすいリールです。
潮の変化やヨレを感じやすいので、ココゾってところで集中することができます。
パワー不足を感じる
正直なところ、巻き上げパワーはあまり強くないと感じています。巻き抵抗の大きなルアーを投げ続けるのがちょっと大変です。
19セルテートLT4000-Cも使っているので、ここに一番の価格差を感じました。
コスパは間違いなく高いゾ
弱点にも触れましたが、総評すると「かなり優秀なリール」です。価格もあわせて考えると、コスパはGOODでしょう。
ショアジギング・サーフを始めてみようという方には、自信をもっておすすめできるリールです!