早田ひな、世界ジュニア女王の中国選手に逆転勝利<韓国OP>

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

3日、韓国オープン2日目は、女子シングルス予選2回戦が行われた。早田ひな(7月世界ランキング39位・日本生命)、小塩遥菜(同199位・JOCエリートアカデミ)、松平志穂(同165位・日本ペイントマレッツ)、塩見真希(同81位・ミキハウス)、森さくら(同80位・日本生命)が予選3回戦進出をかけ試合に挑んだ。

早田ひなは、中国の17歳・石洵揺と対戦した。石洵揺は、2016年の世界ジュニア女子シングルスで優勝している実力者だ。

試合は、石のミドル攻めとテンポに、早田が対応できず2ゲームを先取され苦しい展開となった。しかし、3ゲーム目以降は、巻き込みサーブから思い切った3球目攻撃で自分のペースを掴んだ。競り合いながらもミスも少なく要所で点を取った早田が、3ゲームを連取しゲームカウントは3-2と逆転。その後1ゲームを返されたが、最終ゲームは持ち前のパワーと粘りを活かして、見事同世代のライバルを下した。

勝利した早田は、予選3回戦でまたしても中国の陳可(同150位)との対戦が決まっている。中国選手を連破し本戦進出なるか。

松平、森、小塩も予選3回戦進出を決めた

写真:予選を順調に勝ち進んでいる松平志穂日本ペイントマレッツ)は本戦出場なるか/撮影:ラリーズ編集部

松平は、シンガポールのユ・モンユ(同38位)と対戦。しゃがみ込みサーブを効果的に使った松平が、昨日の予選1回戦に続き嬉しい勝利を決めた。本戦進出のかかった予選3回戦で、松平は森さくらとの同士討ちに挑む。

詳細スコア

写真:本戦出場に王手をかけた森さくら(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

〇早田ひな 4–3 石洵揺(中国)
7-11/3-11/11-9/11-5/9-11/11-5/11-6

小塩遥菜4–1 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
9-11/11-9/11-8/11-4/11-5

松平志穂4–2 ユ・モンユ(シンガポール)
11-4/8-11/6-11/11-8/11-9/11-4

塩見真希0–4 〇リー・ジオン(韓国)
8-11/7-11/7-11/7-11

〇森さくら 4–0 ダナ・セチョバ(チェコ)
11-4/11-3/12-10/11-5

文:ラリーズ編集部

© 株式会社ラリーズ