村上信五も脱帽、陸上・山縣亮太が“精密機械”の由縁に「SEIKOの社員なので」

東京2020オリンピック・パラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着する、フジテレビのスポーツ番組「村上信五∞情熱の鼓動」(深夜1:25、関東ローカル)の7月5日放送回は、陸上・山縣亮太選手をゲストに迎える。

ナビゲーターの村上信五が対談のために訪れたのは、山縣選手が社会人となった今も練習拠点としている母校・慶応義塾大学競走部のトレーニングルーム。初対面の2人だが、会って早々に村上は山縣選手の体が大きいことに気づき、「われわれのセオリーでいくと、体が大きいと邪魔になるんじゃないか」と率直に問いかけると、「よく言われます」との答えが。さらに村上は山縣選手の上半身に触れて「めちゃくちゃ締まってる。脂肪というか無駄なところは全然ない。腹筋もめちゃくちゃ割れてる、背筋こんもりしてタクシーの真ん中みたいになってる」と例えて場を和ませた。

対談では、山縣選手に100m走の歩数が決まっているかを尋ねると、「調子によりますが良い時は47.5歩」という正確な答えに驚く。練習の時に歩数を数えているということも分かり、山縣選手が“精密機械”と呼ばれる由縁を垣間見る。そこで、村上が山縣選手に、トレーナーさんから“走る精密機械”と呼ばれていることを伝えると、「SEIKOの社員なので、精密機械と言われるとうれしい」と山縣選手は爆笑を誘い、村上も「素晴らしい!」と脱帽する場面も。

さらに番組では、日頃の練習の様子や、合宿中に魚をさばいて自炊する意外な姿も披露。世界レベルのスプリンターでありながら、技術コーチをつけずに練習し、“異色のランナー”と言われながらも、走りを極めようとする探究心が男子4×100mリレーでの歴史的快挙を生んだ。「どうしたらもっと速く走れるのか?」を追究し続ける山縣選手の強さの秘密に迫る。

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