一般客も参加しスイカ夜間競り 長崎西部青果市場で始まる

たくさんのスイカが並んだ夜間競り=長崎市、長崎西部青果市場

 長崎市琴海戸根町の長崎西部青果市場で2日、スイカの夜間競りが始まった。小売業者はじめ市場に登録した一般客も競りに参加し、常連客らが次々に競り落としていった。
 雨のため通常より少なめの出荷だったが、西海市西彼町産の約250個が並んだ。買い受け人は15人。試食の後、競りが始まると「はい」と声を上げ、5個前後の1列単位で求めていた。今後は琴海地区特産の長浦スイカも加わる。
 市場代表の弥永薫さん(78)によると、今年のスイカは全般に糖度が高いという。毎年参加している長崎市滑石3丁目の会社員、梶原一彦さん(57)は「市場は活気があっていい。親戚や近所に配りたい」と話した。
 夜間競りは8月10日ごろまで、日曜を除く毎日午後6時から開いている。問い合わせは同市場(電095.884.2569)。

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