「堤防や裏山心配」 住民ら不安

瓜田川の氾濫に備え宮崎市高岡町の農業団地センターに避難した住民たち。携帯電話で情報交換していた=3日午後5時12分

 「堤防が決壊するかも」「裏山が崩れないか心配」。梅雨前線の停滞による記録的な大雨により、県内では3日、土砂災害や河川が氾濫する危険性が高まった都城、日南市などでは、避難指示が出された。避難所に身を寄せた住民は降りしきる雨を不安げに見つめた。4日朝にかけて激しい雨が予想されることから、早めに避難する住民の姿もあった。

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