4議席巡り14人が立候補 参院選・神奈川選挙区

 第25回参院選が4日公示された。神奈川選挙区(改選定数4)には午前9時半現在、全7党の公認候補をはじめ諸派や無所属の計14人が立候補を届け出た。6年半続く安倍政権の評価に加え、「改憲勢力」が過半数の3議席を占めるかが焦点。激突する与野党を中心に現職と新人が入り乱れる全国屈指の混戦区で、21日の投開票に向けた17日間の舌戦が幕を開けた。

 立候補したのは届け出順に、▼国民民主党新人の乃木涼介(54)▼公明党現職の佐々木さやか(38)▼社民党新人の相原倫子(58)▼政治団体「幸福実現党」新人の壹岐愛子(33)▼無所属新人の渋谷貢(82)▼無所属新人の森下正勝(75)▼政治団体「労働の解放をめざす労働者党」新人の圷孝行(69)▼立憲民主党現職の牧山弘恵(54)▼政治団体「NHKから国民を守る党」新人の林大祐(43)▼政治団体「安楽死制度を考える会」新人の加藤友行(55)▼自民党現職の島村大(58)▼共産党新人の浅賀由香(39)▼日本維新の会現職の松沢成文(61)▼政治団体「オリーブの木」新人の榎本太志(41)-の14氏。

 現職4人と新人10人で、届け出を済ませた候補の多くは横浜や川崎の主要駅で第一声を上げる。「期日前投票」は5日から20日まで、各市町村の役所など計161カ所で受け付ける。

 3日現在の県内有権者数は768万534人(男381万8112人、女386万2422人)。

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