7月2日、3日にオーストリアのレッドブルリンクで、アルファロメオがピレリF1のタイヤテストを行った。
F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、各チームの協力の下、2019年シーズン中に数回にわたって2020年用タイヤの開発テストを行っている。今週、スリックタイヤのテストをアルファロメオが担当し、チームのリザーブドライバーであるマーカス・エリクソンとレギュラードライバーのアントニオ・ジョビナッツィが1日ずつ担当した。
エリクソンは、2015年から2018年にアルファロメオの前身ザウバーでレースドライバーを務めた後、シートを喪失。現在リザーブドライバーおよびアンバサダーとしてチームとの契約を維持する一方で、インディカーに参戦している。
アルファロメオは今回のテストにエリクソンを呼び戻し、テスト初日の走行を託した。エリクソンはC38で116周を走行、「生産的で、いい一日だった。いろいろな2020年プロトタイプタイヤをテストできた」とコメントした。
翌3日水曜日は、ジョビナッツィが担当、110周を周回して今週のテストを締めくくった。
次回のピレリF1タイヤテストは、イギリスGP後のシルバーストンで行われる予定となっている。