2年ぶり、手足口病の流行警報発令 神奈川県、患者の9割乳幼児

神奈川県庁

 県は4日、県内全域に手足口病の流行警報を発令した。2017年7月20日以来、2年ぶり。県は「こまめに手洗いをするなど予防してほしい」と注意を呼び掛けている。

 県健康危機管理課によると、県内215カ所の医療機関で6月24~30日の患者数が1定点当たり5.23人となり、警報レベル(5人)を上回った。

 手足口病はウイルス性の感染症。手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができるのが特徴。患者の9割が5歳以下の乳幼児という。

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