かつては銭湯に併設され、単身者や学生がターゲットだったコインランドリー。「暗い」「汚い」などのイメージを持たれがちだった。
近年は女性やファミリー層の利用が増え、ニーズに合わせて明るく清潔感あふれる店舗が相次いで登場。多種多様なサービスを展開している。
「女性が安心して利用できる環境を意識した」
「COOJU LAUNDRY」(川崎市川崎区)を運営するクロスエス(同)の有川守マネージャーは、コンセプトをそう説明する。
白を基調とした店内には防犯カメラが設置され、同社が運営する隣接したホテルにスタッフが常駐。無料の公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」サービスやスマートフォンの充電器、テレビなどが完備されており、一人でも安心して利用できる。
全国に洗濯代行サービスのあるコインランドリーを展開するアピッシュ(東京都)が運営する「WASH&FOLD葉山店」(三浦郡)は、都内で人気のジュースバーを併設。「おしゃれな店内で洗濯を待ちながら、おいしいジュースが飲める」と評判だ。