鷹、今季最長7連勝! グラ2発5打点&千賀ハーラー単独トップ9勝目 楽天6連敗

2本塁打と大暴れしたソフトバンクのジュリスベル・グラシアル(中央)【写真:荒川祐史】

ソフトバンクは首位攻防3連戦で3連勝を飾り、楽天との差を5ゲーム差に

■ソフトバンク 6-3 楽天(4日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが今季最長の7連勝を飾り、独走態勢に入った。4日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。グラシアルが2本塁打5打点と大暴れすると、中5日で先発した千賀が127球を投げて7回6安打2失点の好投でハーラー単独トップの9勝目をマークした。2位楽天との差は今季最大の5ゲーム差まで拡大した。

 初回、1番に抜擢された周東が左中間を破る三塁打で出塁すると、1死三塁で内川が適時打を放って先制。さらにグラシアルが右翼スタンドへと飛び込む18号2ランを放ち、リードを広げた。1点差に詰め寄られた6回には、再びグラシアルが左翼スタンドに突き刺さる19号3ラン。2日の試合でも1本塁打6打点と活躍していたグラシアルはこの3連戦で3本塁打11打点の大爆発となった。

 先発の千賀は今季初となる中5日での先発で、ハーラー単独トップに立つ9勝目をマークした。初回に3点の先制点を貰うと、2回にブラッシュにソロ、4回には内野ゴロの間に1点ずつを失ったものの、リードを守った。7回127球を投げて、6安打2失点、10個の三振を奪う好投だった。これで今季最長の7連勝。貯金は今季最多の14となった。

 楽天は引き分けを挟んで痛恨の6連敗。先発の辛島が初回にいきなり3失点。追う展開となると、1点差に迫った6回には辛島がピンチを招き、代わった青山がグラシアルに3ランを食らった。打線も千賀の前に2点止まり。交流戦明けはいまだ白星なし。首位攻防3連戦で3タテを食らい、その差を5ゲーム差まで広げられてしまった。(Full-Count編集部)

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